

そんな方に向けて、デュオキャンプで揃えるべきキャンプ道具を解説します。
キャンプを始めるために必要な道具は多いですが、大きく4つに分けることができます。

- テント・寝室
- リビング
- キッチン
- たき火
初心者の方でもこの記事を見ながら準備をすれば、デュオキャンプデビューができるように解説しています。

目次(クリックでジャンプ)
デュオキャンプの魅力

デュオキャンプとは、その名の通りデュオ(2人組)でのキャンプスタイルのこと。
デュオは、2人組・ペアを意味します。
デュオキャンプの魅力
そんな2人で楽しむデュオキャンプですが、デュオキャンプならではの魅力がたくさんあります。
デュオキャンプの魅力
- ソロ(1人)よりも不安が軽くなる
- 2人で協力が必須
- 特別な雰囲気で話が弾む
- 費用の負担を分担できる
「いきなりソロキャンプは心配…。」と思っている人や「一緒にキャンプ時間を過ごしたい」と思う相手がいるなら、デュオキャンプはオススメのキャンプスタイルです!

キャンプを始める不安が軽くなるから良いよね!
パートナーの誘い方
デュオキャンプに彼女・奥さんを誘いたいけれど「誘い方がわからない・断られた事がある」という方は、少しやり方を変えて誘ってみると成功しやすいですよ。
その方法は次の2つの流れで誘うこと。
- キャンプに興味を持ってもらう
- キャンプでの不安を解決する
具体的には、漫画やYoutubeからキャンプに興味を持ってもらって、キャンプでの不安を解消すると成功率がUPします。
キャンプに誘う時には、少しでもキャンプに興味を持っている状態で誘う方が成功率は高いです。

僕が彼女にへキャンプに興味を持ってもらうために使った作戦は2つ。
- キャンプが題材のアニメ・マンガを読んでもらう
- 動画(YouTube)を一緒に見る
アニメやマンガでもキャンプを題材にしたものがありますよね。
特にマンガだと手軽に読みやすく興味を持ってもらうキッカケ作りにはぴったり。
『ゆるキャン△』などは、とても有名で作品名を聞いたことがある人は多いと思います。
女の子のキャンプが題材になっていて、パートナーに「キャンプやってみたいかも…」と思ってもらいやすいですよ!
デュオキャンプの持ち物リスト

キャンプは持っていくものってかなり多くなりますよね。
デュオキャンプだと、さらに持ち物が多くなり、単純にソロ(1人)キャンプの時の2倍近くになります。

だからこそ、キャンプ場での忘れ物って結構頻繁に起こりがち…笑
そんなことにならないように、キャンプに行く時には事前に準備をして荷物を確認しておくのが鉄則です。
チェックポイント
致命的な忘れ物をしないためにもキャンプに持っていくものはリスト化しておくと便利だよ!

デュオキャンプの準備【テント・寝室】

それでは、デュオキャンプを始めるために必要なものを準備していきましょう!
キャンプを始めるためには、道具の準備が1番大切で大変な作業です。

少しでも参考になるように、僕の経験も合わせて紹介していくよ。
キャンプをするなら、欠かせないのが「テント設営」に必要な道具。
テントはキャンプ道具の主役と言っても良いくらい活躍しますので慎重に選ぶべきです。
テント

テントの種類は大きく分けて3つあります。
- ドームテント
- 標準的な性能で使いやすい
- ワンポールテント
- 設営が超簡単。オシャレな見た目のものが多い
- 2ルームテント
- 寝室と前室がありテント内の快適さが抜群
それぞれ「設営のしやすさ・快適度・軽さ・収納サイズ」の項目で評価してみました。
テントの種類 | ドームテント | 2ルームテント | モノポールテント |
設営のしやすさ | 基本的な構造 | 2人以上での設営が基本 | ポールが1つだけで簡単 |
快適度 | 寝るスペースは十分 | 前室もあり広々と使える | 狭く感じる |
軽さ | 一般的な重量 | かなり重量がある | ポールも少なく軽量 |
収納サイズ | 一般的な収納サイズ | 収納サイズも大きい | 収納もコンパクト |
2ルームテント
2ルームテントは寝室と前室が1つになっているので、他のテントと比べて設営が大変というデメリットもありますが、快適性は抜群なテントです。

メリット
- 前室があるのでタープが入らない
- 虫除け・雨対策もできる
- 夜間のセキュリテイも高い
デメリット
- 1人では設営が難しい
- 収納サイズ・重量が大きい
モノポールテント
モノポールテントはワンポールテントとも呼ばれ、設営が簡単で円錐型の見た目がおしゃれで人気のあるテントです。

メリット
- 設営が超簡単
- 収納サイズもコンパクトで軽量
- 見た目がオシャレで可愛いものが多い
デメリット
- タープが別で必要
- 壁が斜めなので中の居住スペースが狭い
ペグ
ペグには『テントやタープを地面と固定させる』という役割があり、杭のようなものです。

ペグはテントを購入したときに、付属でついてくることがあります。
ですが、強度が弱いものが多く硬い地面だと使えない可能性もあるので、別途ちゃんとしたものを購入しておくことをオススメします。
最初の一本は「鍛造ペグ」と呼ばれるものが良いと思います。
丈夫で頑丈ですし、しっかりと地面とテントを固定できるので最初に選ぶペグとしては満足できるはずです。
ペグハンマー

ペグを打つ時や抜く時に使うのがペグハンマー。
素手でやろうと思うと大変ですし、怪我をする可能性もあるのでペグハンマーはペグと合わせて準備しておきましょう。
ペグハンマーはヘッド(先端部分)も素材によって、打ちやすさや重量・丈夫さが違ってきます。
ヘッドの素材 | プラスチック | ゴム | 金属製 |
打ち込みやすさ | 打ち込みにくい | 打ち込みにくい | 打ち込みやすい |
軽量性 | とても軽い | 軽い | 重い |
丈夫さ | とても壊れやすい | 壊れやすい | 壊れにくい |
値段 | 安い | とても安い | 高い |
特徴 | テントに付属している こともある | 衝撃が吸収され 怪我をしにくい | 硬い地面でも ガンガン打ち込める |
素材によって性能差がありますが、ペグを鍛造などの金属製を選ばれたなら、ペグハンマーも金属製で合わせて使う方がいいです。
なぜなら、金属製のものが頑丈ですし、長く使い続けることができるからです。
寝袋
宿泊するなら、寝具関係の道具はしっかりと揃えておく必要があります。
寝袋は、ブランドによって値段がピンキリです。
「快適使用温度」を参考にしながら、季節に合ったものを選びましょう。
僕は、春・夏・秋の3シーズン使えるこちらの寝袋を使っています。
マット
マットは、寝心地を快適にしてくれることや地面からの底冷えを防ぐことができるアイテム。
寝袋の下に敷くマットには大きく3つの種類があります。
- 折りたたみ式
- エアーマット
- インフレーターマット
折りたたみ式
クッション性のある、折りたたみ式のマット。
寝心地はイマイチですが、値段も安価なものが多く耐久性が高いのが特徴です。
メリット
- 折りたたむだけで使える
- 耐久性が高い
- 値段が安いものも多い
デメリット
- あまりコンパクトにならない
- 寝心地は他のタイプに劣る
エアーマット
空気を入れることで、ベッドのような寝心地を味わうことができるエアーマット。
ポンプ用の袋や電源ポンプなどを使い、空気を自分で入れる必要があるのが特徴です。
メリット
- 寝心地が良い
デメリット
- 空気を入れる手間がある
- パンクの可能性がある
インフレーターマット
自動で空気が入り膨張するマット。
ほったらかしておくだけで、勝手に膨らんでくれるのが特徴です。
メリット
- 自動膨張で手間がかからない
- 快適性もある
デメリット
- パンクの可能性がある
- 空気が入るのに時間がかかる
デュオキャンプの準備【リビング】

キャンプをくつろぐためには「リビングアイテム」に分類される道具が必要になります。
キャンプで1番長く過ごす場所になるので、のんびりとくつろいだり食事を楽しむためのアイテムを揃えていきましょう。

テーブル

アウトドア用テーブルがあると、荷物を置いたり・料理を作る時にも作業やバーナーなどを使って調理をすることができます。
とりあえず
- くつろいだり、ご飯を食べるためのメインテーブル
- 荷物を置いたり、料理をするための作業テーブル
この2つを準備してキャンプに行くといいと思います。

ランタン

キャンプ場では陽が沈むと真っ暗になるので、ランタンは必須になります。
ランタンには、ざっくりと分けて
- LEDランタン
- 燃料ランタン
この2種類があります。
僕としては、LEDランタンをオススメします。
- テント内でも安全に使える
- 使い方が簡単
- 長時間の使用が可能
などのメリットがあるからです。

暗くて危ないから必ず準備しよう!
デュオキャンプの準備【キッチン】

欠かせないキャンプでの楽しみの1つが「キャンプ飯」。
そのためのキッチングッズを揃えていきましょう!
クッカー

キャンプで使う調理器具のことをクッカーと言い、コッヘルという呼び方をしている記事や道具もあります。

クッカーが英語・コッヘルがドイツ語と語源が違うだけで
同じものなんだよ!
家庭用のフライパンなどでも代用はできるので、最初はそれでも良いと思います。
ですが、キャンプを続けていくのなら、アウトドアでの調理を目的とするクッカーは、軽かったりコンパクトになったりするので、準備をしておきたいキャンプ道具になりますよ。
ガスバーナー(ガスコンロ)
ガスバーナー(カセットコンロ)は家庭用として持っておられる方も多く、ガスボンベが燃料になっているので、使い方に悩まないという最大のメリットがあります。
土台がしっかりとしているので、ダッチオーブンなどの重たい調理道具をおいても安心して使うことができます。
スキレット

スキレットは、蓄熱性の高い鋳鉄製でできたフライパンのようなものです。
特にスキレットで有名なLODGEのスキレットは魅力たっぷり。
本格的なキャンプ料理に挑戦してみたい!と思われている方にはスキレットで肉料理を作ってみて欲しいです。

すごく美味しいんだよ!
まな板、包丁

野菜やお肉などの食材を切るためには、包丁・まな板が必要です。
家で使っている包丁やまな板を持参しても良いのですが、アウトドア用だと『包丁・まな板』がセットになっているものが多く、安全に持ち運びができます。

クーラーボックス
クーラーボックスは、食材が腐ってしまったり食中毒などの危険性がありますし、飲み物などを冷たいまま保存しておくにも必要になります。
デュオキャンプにおすすめのクーラーボックスはColemanの「アルティメイトアイスクーラー2」
42時間の保冷力があるので、1泊2日のキャンプで十分に活躍してくれます。
また、ソフトタイプのクーラーボックスなので使わないときには約半分のコンパクトサイズになるので荷物にもなりにくいですよ。

デュオキャンプの準備【たき火】

最後に紹介するのが、焚火をするための道具です。
かならず必要な道具とは言えませんが、キャンプの夜の醍醐味の1つで、焚火を楽しむ人が多いのと焚火をするのには道具がいくつか必要なのでまとめました。
焚火台
焚火をするためには、焚火台が必須になってきます。
キャンプ場によっては、地面で直接焚火をする『直火』ができる場所もありますが、ほとんどのキャンプ場では焚火台の使用が必須になっています。
僕は、頑丈で焚火と料理も楽しめる万能焚火台として人気の高いUNIFLAMEのファイアグリルを使っています。
火消しツボ
キャンプ場で焚き火台やBBQグリルで炭を使うのなら「火消しツボ」は持っておきたい道具です。
火がついた状態の炭は、処分方法に気をつける必要があり、水を直接かけたりすると再利用ができず勿体ないことになってしまいます…
火消しツボがあると、着火された炭を安全に鎮火して、再利用できる状態で保存ができます。
必要な道具を揃えて楽しいデュオキャンプをしましょう!

この記事では「【初心者用】デュオキャンプ(2人キャンプ)の始め方!必要なもの網羅版」について書きました。
キャンプを始めるために必要な道具は多いですが大きく4つに分けて紹介しました。
- テント・寝室
- リビング
- キッチン
- たき火
最初は無理せず家庭で使っているものを代用しながら、少しずつ必要な道具を揃えてみましょう!

友人・恋人と楽しいデュオキャンプを始めてくださいね!