こんにちは、キャンプではカセットコンロを使って料理をするライカン(@wolfman_camp)です。
カセットコンロは安定性もしっかりしているので重たい調理器具を使う場面にもピッタリで、使い勝手も良いタイプです。
ただ、デュオキャンプをメインにしている筆者にとって通常のカセットコンロは少し大きすぎるのが悩みでした。
もう少しコンパクトなタイプが欲しい……
そこで購入したのが、コンパクトサイズのカセットコンロである岩谷作業(イワタニ)「タフまるJr.」です。
風に強い「ダブル風防ユニット」と「多孔式バーナー」の2つによりアウトドアな環境での使用にピッタリな作りになっています。
また約286×193×122mmとコンパクトなので、少人数でキャンプをされる方にはちょうど良いサイズ感です。
そこで本記事では「イワタニのタフまるJr.レビュー!ダブル風防で風に強くコンパクトなカセットコンロ」について書きます。
メリット | デメリット |
---|---|
ダブル風防ユニットで風を防ぐ 多孔式バーナーで風の影響を受けにくい 使い慣れた使用のしやすさ コンパクトサイズ | 使用ができる鍋の大きさには注意 |
イワタニ タフまるJr.の外観
イワタニ「タフまるJr.」は、風への影響を受けないための工夫が素晴らしいコンパクトなカセットコンロです。
製品名 | タフまるJr. |
メーカー | イワタニ |
商品サイズ | 286×193×122mm |
ケースサイズ | 320×252×135mm |
重量 | 約1.6㎏ |
使用できる鍋の大きさ | 鍋上部の直径は20㎝まで |
サイズは286×193×122mm、重量が約1.6kgとコンパクトサイズ。
脚部分は熱に強くて頑丈なアルミダイカスト製スタンドになっており、キャンプで使うのにぴったりです。
ケース込みでも320×252×135mmになり、荷物にもなりにくく持ち運びがしやすいハードケースとなっています。
一般的なカセットコンロと同じように、使用可能な燃料はCB缶となっています。
イワタニカセットガス・イワタニカセットガスジュニアの両サイズに対応しており、通常のカセットガスだとCB缶のお尻部分がはみ出るような形になっています。
他のメーカーのCB缶だと保証外となってしまうので、イワタニメーカーのCB缶を使うようにしましょう。
イワタニタフまるJr.レビュー
イワタニタフまるJr.を使ってみてわかった特徴を紹介します。
- 風対策がしっかりしている
- 使い慣れた使用のしやすさ
- コンパクトでソロ・デュオキャンプ向き
- 使用できる鍋の大きさには注意
風防があり火が消えにくい
タフまるJr.は、「ダブル風防ユニット」と「多孔式バーナー」により風に強くアウトドアでの使用にぴったりな作りになっています。
「外側風防」と「内側風防」の2つで防ぐような構造(ダブル風防ユニット)となっています。
風防が内と外に2つあることで、クッカーの大きさや形に関わらずにしっかりと風を防ぐことができるつくりです。
小さなカセットコンロでもしっかりとした風防機能がついているよ。
バーナー部分にも特徴があり、炎長が短く風の影響を受けにくい「多孔式バーナー」と呼ばれるものになっています。
小さな火口がたくさんあるイメージで、風で火が揺れることが少ないのでキャンプ場で料理をするのに便利ポイントです。
家庭用のカセットコンロを持っていくと、風が吹いて火が消えたり揺れるからアウトドア仕様なのは嬉しい!
使い慣れた使用のしやすさ
カセットコンロをキャンプに持っていくメリットとして、シングルバーナーなどと違って使いやすさがあります。
燃料はCB缶と呼ばれるカセットボンベを使います。
通常のカセットガスだとはみ出てしまいますが、これでもちゃんと使うことができますので大丈夫です。
つまみは、緩く十字型になっており握りやすい形になっており、可愛らしさがあるデザインとなっています。
また、風防部分は取り外しができます。
分解して水洗いができるので、キャンプ料理でついてしまった油汚れなどもしっかりと掃除ができるのは良いポイントです。
コンパクトでソロ・デュオキャンプ向き
タフまるJr.は286×193×122mmとコンパクトサイズです。
タフまるとタフまるJr.と比べてみると60%のサイズダウンとなっているようです。
ソロやデュオでキャンプをする時には、それほど大きな調理器具は使いませんよね。
実際に筆者も、小さなスキレットやクッカーを使うのでタフまるJr.のサイズ感はとてもちょうどよかったです。
コンパクトサイズながら対荷重10kgと、キャンプで使う重たい調理器具の筆頭であるダッチオーブンも使うことができます。
使用できる鍋の大きさには注意
これはデメリットというよりも注意点なのですが、キャンプで使いたい調理器具の大きさは確認しておくと良いです。
タフまるJrで使うことができる調理器具の目安として次のようになっています。
- 鍋上部の直径20cmまで
- 重さが10kgまで
- 小さい鍋の場合は鍋底が11cm以上
オーバーサイズの鍋やクッカーを使ってしまうと、CB缶が加熱されてしまい爆発などの危険がありますので絶対にやめましょう!
コンパクトサイズだからこその特徴という感じかな
イワタニ タフまるJr.を類似品と比較
イワタニタフまるJr.の購入を検討する時に、比較対象になりやすい類似品との比較をまとめてみました。
今回は、人気の高いイワタニメーカーから比較します。
製品名 | 本体サイズ | 重量 | バーナー | 公式価格 |
風まる2 | 357×278×115mm | 約2.2㎏ | 通常 | 6,578円 |
タフまる | 341×283×129mm | 約2.4㎏ | 多孔式 | 11,000円 |
タフまるJr | 286×192.5×122mm | 約1.6kg | 多孔式 | 10,978円 |
風まる2は価格に優れる
3製品を比較したときに、風まる2の最大の魅力は「価格設定」です。
他の2製品は1万円を超えてくる中、6,000円台で購入ができるのは最大の魅力になっています。
タフまるはよりアウトドア向き
タフまるは、サイズとしては341×283×129mmと風まる2とほとんど同じで、ダブル風防ユニットも搭載されています。
最大の特徴は、バーナーの構造で多孔式バーナーという火足が短く風の影響で火がさらに消えにくいものになっている点です。
アウトドア使用を考えるとタフまるの方が向いていますが、価格は1万円を超えてくるので風まる2の上位バージョンだと思ってもらって良いと思います。
価格面で問題がなければタフまるの方がおすすめです。
タフまるJrはソロ・デュオ向き
今回紹介しているタフまるJrは基本的な作りはタフまると同じで、アウトドアでの使用に特化したカセットコンロです。
サイズが286×192.5×122mm、重量は約1.6kgと他の2製品と比べるとかなりコンパクトな作りになっています。
ですので、ソロやデュオなど少人数でキャンプをされている方ならこちらの方が、荷物やテーブルを占領しないのでオススメ。
筆者もデュオキャンプでは、タフまるJrを使っていますよ
イワタニタフまるJr.はこんな人にオススメ
イワタニ「タフまるJr.」は「少人数キャンプをされていて、コンパクトなカセットコンロが欲しい方」にオススメです。
ダブル風防ユニットと多孔式バーナーにより、風に強くキャンプでの使用にピッタリなつくりになっているカセットコンロ。
「タフまる」からサイズダウンした「タフまるJr.」だからこそ、ソロやデュオキャンプなどの少人数での使用に最適となっています。
唯一、コンパクトだからこそ使用ができる調理器具の大きさに制限がかかっている点だけは注意が必要です。
イワタニタフまるJr.のレビューまとめ
本記事は「イワタニのタフまるJr.レビュー!ダブル風防で風に強くコンパクトなカセットコンロ」について書きました。
イワタニタフまるJr.は、タフまるから60%のサイズダウンをしており。少人数でキャンプをされる方にぴったりのカセットコンロとなっています。
またダブル風防ユニットと多孔式バーナーにより、風が吹くキャンプでも火が揺れることなく料理を楽しむことができるのも魅力的なポイントです。
デザインも可愛く、機能面もバッチリなので最もおすすめのカセットコンロです。
メリット | デメリット |
---|---|
ダブル風防ユニットで風を防ぐ 多孔式バーナーで風の影響を受けにくい 使い慣れた使用のしやすさ コンパクトサイズ | 使用ができる鍋の大きさには注意 |
コメント