キャンプをしていると、晴れ予報でも突然降り出す雨。
初心者の方だと、雨が降るときにどう対処するのが良いのか不安に思われている方も多いと思います。
- キャンプで雨対策は必要?
- 雨対策のために準備しておいた方が良い道具は?
- 雨が降ってきたらどう対処したらいいの?
この記事を読むことで、初心者の方でもキャンプ中に雨が降った時のために「準備しておきたい道具」と「雨対策のノウハウ」がわかります。
これからキャンプをする人は是非チェックしてね!
キャンプ初心者が雨対策をするパターン
外で過ごす以上、急な天候の崩れはあるある。
特に、初心者のうちは雨対策を忘れがちなので気を付ましょう。
- キャンプ中に急に雨が降ってきた
- 天気が怪しくて雨が降りそう
- 雨が降っているなかキャンプをする
晴れ予報でキャンプに行っても、小雨や夕立など一時的に雨が降ることはよくあります。
晴れ予報でも夕立などを考慮して「最低限の雨対策」をしておくのがおすすめ。
また、キャンプ場を予約していたとしても雨予報になっているなら、無理をせず延期や中止を考えるのも大切なことです。
無理をしてキャンプを決行するのはやめておこう!
キャンプ初心者の雨対策:道具編
まずは、雨対策に準備しておくと便利な道具を紹介していきます。
一覧はこちら。
- タープ
- レインウェア
- 傘
- 防水シューズ
- ビニール袋
- ブルーシート
- タオル
- 予備の着替え
タープ
雨対策の基本はタープから始まります。
ツールームテントなどがあると、屋根がわりになりますが、雨から道具を守ったり過ごすためにもタープの準備をしておきましょう。
タープはデイキャンプにも使えるので、あって損はないアイテムです!
筆者のおすすめはColemanの「ヘキサライト2」
ポリエステル生地という雨に強く水捌けが良い素材。
また、ヘキサ型(六角形)で設営が簡単なので、雨の中でも設営・撤収を手軽に行うことができるタープです。
レインウェア
雨が降るとわかっているならレインウェアは必須道具。
両手が空くので設営・撤収時に作業がしやすく、アウトドアでの使用に向いています。
傘
レインウェアを着るほどではない小雨や、ちょっとした移動時にあると便利な傘。
防水シューズ
レインウェアと合わせて準備したい防水機能のあるシューズ。
長靴の方がいいですが、そこは好き好きでどちらかを準備したいですね。
ビニール袋
濡れた着替えや、キャンプ道具などを入れるためのビニール袋。
キャンプ場では雨の中、キレイに拭くことができないことも多いので、とりあえずビニール袋に入れて置ける便利なアイテムです。
ブルーシート
雨が降っていると地面が濡れているので、あると便利なブルーシート。
タオル
たくさん持っていきたいタオル。
人や道具を拭くために使うので、たくさん準備しておきたいですね。
予備の着替え
濡れたまま過ごすのはNG
予備の着替えは、しっかりと準備しておきましょう。
キャンプ初心者の雨対策:設営編
設営をするときに気をつけるべき雨対策のポイントを紹介していきます。
サイト選び
キャンプ場でテントなどを選ぶ場所(サイト)を選ぶ時には次のようなことに気をつけましょう。
- 水捌けのいい場所を選ぶ
- 盆地のような場所は避ける
- 川の近くは絶対NG
とりあえず、水捌けが良く、水が溜まらなさそうな場所を選ぶのがポイントです。
盆地のような他よりも低いような場所は、雨が流れ込んでくるので避けるようにしましょう。
川の近くは、雨が降ると増水の危険があるので避けましょう!
また、雨が降ると荷物を動かすのにも一苦労するので、サイトの近くに車を持って行けるオートキャンプ場がおすすめです。
タープから貼ろう
設営をする時には、雨を凌ぐためのタープを優先的に設営しましょう。
屋根ができれば、荷物を置いたり設営作業がしやすくなります。
キャンプ中に雨が降ってきた時には、外に出ている道具をタープの下に避難させようね!
テントやタープはしっかりと設営
雨が降りそう・降っている時にはいつも以上にしっかりとテントやタープを設営しましょう。
特に気をつけることは次の2つ。
- 長めのペグを使ってしっかりと固定
- ロープも全て使ってしっかりと張った状態にする
ペグに関しては、雨や風で抜けないように、長め&鍛造製の固定力の高いペグを使うのがおすすめ。
snow peakのソリッドステークなどが最有力候補ですね。
また、ロープ(はり綱)は、全て使いピンと張った状態にしましょう。
雨が上部に溜まって、途中で倒れる危険を回避するためです。
グランドシートは必須
テントを立てる時には、グランドシートは必ず準備しておきましょう。
キズや汚れからテントを守るほか、雨が降った時に浸水を防ぐ役割があります。
地面に直接置かない
収納コンテナやクーラーボックスなどの道具を置く時には、できるだけ地面に直接置かないようにしましょう。
汚れたり、濡れてしまうため後片付けがとても面倒になってしまいます。
ラックやベンチ、テーブルなどの上に置き、地面から離しておくのがおすすめ。
キャンプ初心者の雨対策:キャンプ中編
設営ができれば、いよいよキャンプを楽しむ時間!
ですが、雨が怪しい時には次のことに気にかけておきましょう。
定期的に水抜きをする
雨が降っている時に大切なのは「水抜き」
タープやテントを、しっかりと張っていても天井部分に雨が溜まることがあるので、下から押して水抜きをしましょう。
雨の重さで、テントが倒れないようにするために必要なことだよ。
雨雲レーダーを定期的に確認
雨が既に降っているなら今後の動向、晴れでもキャンプ場では急に雨が降ることがあるので天気の状態は確認しておきましょう。
スマホアプリがあれば、簡単にチェックができるのでインストールしておくと便利ですよ!
焚火を無理にしない
雨が降っているとタープの外に出ることは基本的にできません。
そうなると、せっかく準備した焚き火ができないことも多いと思います。
だからと言って、タープの下で無理やり焚火をしないようにしましょう!
ポリエステル生地のタープだと火にとても弱いよ!
引火して大変なことになる可能性があるので、準備なしの焚き火は危険ですよ。
撤収も選択肢に入れてキャンプをしよう
1番大切なことですが、雨の様子を見ながら撤収も選択肢に入れましょう。
無理をしてキャンプを続けるのが1番のNG!
引き際を見失わないようにしましょうね。
キャンプはまたできるので安全第一でキャンプをするようにしましょう!
キャンプ初心者の雨対策:撤収編
キャンプを楽しんだ後の撤収作業。
雨の中の作業や、雨に濡れた道具を片付けるのは少し大変です。
そこで、ちょっとしたポイントを紹介していきます!
ブルーシートに荷物を置いていく
雨が降ると、とにかく地面がビチョビチョ…
片付ける時に、道具を地面に触れさせてしまうと、そこが一気に汚れたり濡れてしまいますよね。
そのためにも、ブルーシートを敷いてその上に荷物を並べたり片付けをしていくのがおすすめです。
道具の足や、底面が汚れているなら、軽く拭いてからシートの上に置こうね!
簡単にタオルで拭きながら撤収しよう
雨が上がった後の撤収作業なら良いのですが、雨の中の撤収作業になると、あまり時間をかけることはできませんよね。
そういう時にも、簡単で良いのでタオルで拭きながら撤収作業をしていきましょう。
帰ってからキレイにするので、車が汚れないようにざっとでOKだよ
とりあえず濡れているものはビニール袋に
撤収作業で大活躍するのがビニール袋。
濡れたテントやタープ、着替え、タオルなど、その場で乾かすことができないものをビニール袋に入れておくと撤収が便利ですよ。
タープは1番最後に畳む
設営ではタープを最初に立てましたが、撤収ではタープを1番最後に片付けましょう。
理由としては、雨の中での撤収作業は基本的にタープの下で行うためです。
帰宅後にキレイにして乾かそう
雨が降ってからの撤収で大変なのは帰宅後…
全ての道具を、しっかりとキレイにして乾かしていきましょう。
濡れたままだと……
- 道具の劣化
- カビの原因
などにより、大切な道具を長く使うことができなくなってしまいます。
できるだけ、早めにやってしまうのがいいよ!
また、乾燥に関してはアウトドアメーカーなどに乾燥サービスがあるので、汚れなどが気になる時には依頼してみるのも1つの手ですよ。
キャンプ初心者の雨対策まとめ
本記事では、「初心者のための雨キャンプ対策!準備するべき道具からノウハウをまとめて紹介」について書きました。
初心者のうちは、雨ならキャンプを延期するのが良いと思いますが、晴れ予報でも急に雨が降る可能性はあるので準備は欠かせません。
道具の準備から、ちょっとした過ごし方を抑えておきましょう!
雨がひどいようなら無理せず中止するのが大切です!
- タープ
- レインウェア
- 傘
- 防水シューズ
- ビニール袋
- ブルーシート
- タオル
- 予備の着替え
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