ランタンの役割にはいくつか種類があり、その中でも1番明るいランタンをメインランタンと呼びます。
キャンプの夜は思っている以上に暗いので、安全面を考えてメイン級のランタンがあると過ごしやすいです。
ですがランタンはラインナップがとても豊富で、これからキャンプを始められる方はどのランタンを購入したら良いか悩みやすいと思います。
- メインランタンの選び方
- メインランタンにおすすめの種類は?
- 種類別メインランタンのおすすめ
今回の記事では、キャンプに持っていくランタンの中で、「メインランタン」の役割ができる光量の大きい5つのランタンについて紹介していきます。
種類が多い中でも、初心者向けに超厳選しています!
メインランタンの選び方
メインランタンを選ぶ上で、気にするべきポイントを4つ紹介します。
- 1000ルーメン以上が目安
- ランタンの種類はLEDが最もおすすめ
- 連続点灯時間は一晩明かせるものがマスト
- 初心者ならコスパ重視で選ぶのが大切
1,000ルーメン以上が目安
メインランタンは、キャンプサイト全体を照らすために光量(ルーメン)が大きいことが1番の条件になり、一般的に1,000ルーメン(80W)以上が目安になります。
光量を大きくすることで、明るさの確保や虫を集める効果がありますよ!
ランタンの種類はLEDが最もおすすめ
ランタンには大きく分けて4つの種類があります。
それぞれに特徴がありますが、メインランタンとして使うことを考えた場合の評価はこちら。
種類 | 特徴 | 備考 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
LED | 扱いがしやすい | 初心者でも使いやすい | |
ガス | 大きな光量 | 燃料の取扱注意 | |
ガソリン | 圧倒的な光量 | 燃料の取扱注意 マントルが消耗品 | |
オイル | 雰囲気向き | メインには向かない |
第一候補としてはLEDタイプです。
充電または電池式なので燃料の取り扱いも安全ですし、スイッチひとつで光が灯るので初心者に最もおすすめの種類。
特にこだわりがないなら、LEDランタンを買うのが良いと思いますよ!
\ 初心者にも使いやすいよ /
連続点灯時間は一晩明かせるものがマスト
メインランタンは基本的に、暗くなってから寝るまでの間使い続けます。
なので、1晩は使い続けることができる点灯時間が必要になりますね。
具体的には6時間あれば十分な長さだね!
初心者ならコスパ重視で選ぶのが大切
キャンプ初心者の方で、これからキャンプ道具一式を揃えられるなら、やはりコスパを重視して選ぶのは大切です。
キャンプを始めるために必要な道具は多く、全てを高級品で揃えるわけにはいきません。
メインランタンに大切なのは明るさなので、コスパを重視して選ぶことをおすすめします。
キャンプにかける予算は無限∞っていう人は気にしなくていいよ!笑
筆者が考えるメインランタンの選び方はこちら。
- 1000ルーメン以上が目安
- ランタンの種類はLEDが最もおすすめ
- 連続点灯時間は一晩明かせるものがマスト
- 初心者ならコスパ重視で選ぶのが大切
今回はLEDランタンと燃料系ランタンに分けて紹介していきます。
燃料系とは、LED以外のガス・ガソリン・オイルランタンのこと!
おすすめメインランタン:LEDランタン編
初めに紹介するのは、使いやすさや安全性が高いLEDメインランタン です。
LEDランタンには、ランタン型とパネル型があるのでそれぞれ紹介していきます。
ランタン形は乾電池タイプ、パネル形は充電タイプが多いです。
製品名 | 価格 | 明るさ(最大) | 給電方法 | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|
バッテリーガードLED1000 | 4,700円 | 1000ルーメン | アルカリ単1形乾電池X4本 | 約φ11.0cm×21.5(h)cm | 583g |
ジェントスエクスプローラーEX-1300D | 6,309円 | 1300ルーメン | 単1形電池×4本 | 約直径129×246mm | 約1.22kg(電池含む) |
LUMENAプラス | 17,315円 | 1800ルーメン | 充電式 | 146×96×28mm | 440g |
Coleman バッテリーガードLED1000
Coleman(コールマン)から発売されている電池式の「バッテリーガードLED1000」
商品名 | バッテリーガードLEDランタン1000 |
サイズ | 約φ11.0cm×21.5(h)cm |
重さ | 583g |
充電タイプ | アルカリ単1形乾電池X4本 |
明るさ | High:1000ルーメン Medium:250ルーメン Low:75ルーメン |
連続点灯時間 | High:約14時間 Medium:約80時間 Low:約200時間 |
Amazon価格 (記事制作時) | 4,700円 |
1000ルーメンの光量があり、メインランタンとして最低限の明るさは確保できます。
バッテリーガードという名前の通りランタンを使用していない間に電池を入れっぱなしにしていても、電池の消耗を防ぐことができます。
いちいち、電池を入れ直さなくても消耗しないのは結構便利だよ!
また、4,000円台で購入ができるのでメインランタンとしては、かなりコスパの良いランタンとなっています。
- ハンガーに掛けれるフック付き
- 1,000ルーメンの明るさ
- 電池の消耗を抑えるバッテリーガード
- 4,000円台で購入できるコスパの良さ
ジェントスエクスプローラーEX-1300D
最大1,300ルーメンと明るく、6,000円台で購入ができるコスパの良いLEDランタン。
商品名 | ジェントスエクスプローラーEX-1300D |
サイズ | 約直径129×246mm |
重さ | 約1.22kg(電池含む) |
充電タイプ | 単1形電池×4本 |
明るさ | 白色/1300ルーメン 昼白色/660ルーメン 暖色/600ルーメン |
連続点灯時間 | 白色(強/7時間、弱/260時間) 昼白色(強/16時間、弱/350時間) 暖色(強/16時間、弱/350時間) キャンドル/300時間 |
Amazon価格 (記事制作時) | 6,309円 |
GENTOS製のランタンはいくつか種類がありますが、エクスプローラーEX1300Dは1300ルーメンと大光量なのでメインとして十分使えます。
先ほど紹介したバッテリーガードLEDランタンと比べてデザインが無骨な感じがありますね。
また、明るさを無段階に調節ができるほか、白色・昼白色・暖色・キャンドルモードと幅広いパターンで使用ができるのでメインランタン以外でも活躍ができます。
- 壊れにくい丈夫な作り
- ハンガーに掛けれるフックつき
- 1,300ルーメンの明るさ
- 複数の発光モードあり
- 6,000円台で購入できるコスパの良さ
LUMENAプラス
最大の明るさが1,800ルーメンのもある、小型かつ大光量のパネル形LEDランタン。
商品名 | LUMENAプラス |
サイズ | 146×96×28mm |
重さ | 440g |
充電タイプ | 充電式 |
明るさ | 最大光量:1800ルーメン 最小光量:150ルーメン |
連続点灯時間 | 最大光量:約12時間 最小光量:約160時間 |
Amazon価格 (記事制作時) | 17,315円 |
ランタン形ではなくパネル形なので照らしたい場所を集中して明るくすることができます。
20,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、1度のフル充電で最大160時間の連続転倒ができます。
充電のし忘れさえなければ、キャンプ中にバッテリー切れになることはないでしょう。
また、ケーブルを繋げればスマホなどのUSB機器を充電することができるので、万が一の予備バッテリーとしても活躍してくれます。
ただ、他のLEDランタンと比べて価格が高めなので注意が必要です。
- ハンガーに掛けれるフック付き
- 1,800ルーメンの明るさ
- コンパクトでシンプルなつくり
- 連続点灯時間が160時間
- スマホの充電が可能
他にも「メインランタン用のLEDランタン」はこちらの記事でまとめています。
おすすめメインランタン:燃料系ランタン編
次に紹介するのは、光量の大きさが特徴的な燃料系メインランタン です。
燃料系のランタンは、マントルという消耗品の光源を使って発光させます。
燃料系ランタンには「オイル・ガス・ガソリン」3種類のランタンがあります。
今回はメインランタンとして選ばれやすい、ガス・ガソリンから紹介していきます。
製品名 | 価格 | 明るさ(最大) | 給電方法 | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|
Coleman 2500ノースターLPガスランタン | 8,640円 | 約1,543lm(ルーメン) | ガス | 約φ14.5×26(h)cm | 約1.3kg |
Coleman パワーハウスツーマントルランタン | 25,080円 | 約3600ルーメン | ホワイトガソリン | 約φ18×35(h)cm | 約1.8kg |
Coleman 2500ノースターLPガスランタン
約200W(1500ルーメン)に相当する圧倒的な明るさがあるガスランタン。
商品名 | 2500ノースターLPガスランタン |
サイズ | 約φ14.5×26(h)cm |
重さ | 約1.3kg |
充電タイプ | ガス |
明るさ | 約320CP/200W相当(レギュラーガス使用時) 約1,543lm(ルーメン) |
連続点灯時間 | 約4~8時間(470g缶使用時) |
Amazon価格 (記事制作時) | 8,640円 |
マントルはワイヤークリップで簡単に取付ができます。
また、着火もボタンを押すだけなので初心者にも比較的使いやすい操作感です。
また、ガソリンと違い燃料もランタン下部の燃料缶(OD缶)を入れ替えるだけ。
ガソリン式はちょっと不安だな…という方でもおすすめのガスランタンです。
- ハンガーに掛けれるフック付き
- 1,500ルーメンの明るさ
- 明るさ調節が簡単
- OD缶を取付けてボタン点火
- マントルが必要
- 専用のソフトケース付き
パワーハウスツーマントルランタン
ホワイトガソリンを使用するランタン。
商品名 | パワーハウスツーマントルランタン |
サイズ | 約φ18×35(h)cm |
重さ | 約1.8kg |
充電タイプ | ホワイトガソリン |
明るさ | 約190W 相当 約3600ルーメン |
連続点灯時間 | 約7~14 時間 |
Amazon価格 (記事制作時) | 25,080円 |
ホンピングという燃料の圧力を圧縮する作業が必要になりますが、ガスランタンに比べて燃料コストが抑えられるというメリットがあります。
名前の通り2つのマントルがあるので、最大光量が190W(約3,600ルーメン)相当とかなり明るく、サイト全体を照らすことができます。
ガスに比べて、ガソリンは気温変化に強いので冬でもランタンの灯りが落ちないのが特徴。
初心者がいきなり買うには少し扱いにくいかも…
ある程度キャンプに慣れて余裕がある方ならガソリンランタンも候補に入れてみて!
- ハンガーに掛けれるフック付き
- 190Wの明るさ
- マントルが2つで広範囲を照らす
- ホワイトガソリンが燃料
マントルが1つのタイプもあるので、もう少し明るさや価格が抑えたものが欲しい方はこちら
メインランタンに関係するQ&A
ここでは、初心者用メインランタンに関係するQ&Aを紹介します。
メインランタンって絶対必要?
- メインランタンって絶対必要ですか?
-
あったほうが安全・快適なのは間違いない
ただ、ソロキャンパーや複数ランタンを持っている方なら、メイン級のランタンは無くてもいけます。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
ランタンの配置は?
- メインランタンはどこに配置するの?
-
1番明るいランタンのため、サイトの端になる位置に離して置くのがおすすめ
高い位置から光を届けるとサイト全体に広がるので、ランタンハンガーなどを準備すると良いですよ。
ランタンはメインランタンだけでいい?
- ランタンって結局何個いるの?
-
キャンプスタイルにもよるが、初心者の方なら
「メイン・サブ・テーブル」用の3つを準備しておくと安心です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
まとめ:メインランタンは初心者こそ人気商品から選ぶのがおすすめ
今回は、「【初心者向け】おすすめメインランタン5選!1,000ルーメン以上の人気ランタン」について紹介しました。
メインランタンは、1,000ルーメン以上が目安で安全性を求めるLEDと、光量が大きい燃料系ランタンがあります。
ランタンは種類が多く悩みますが、初心者の方はとりあえずLEDランタンを第一候補にするのが良いと思います。
ランタンは種類が多く悩みますが、初心者の方はとりあえずLEDランタンを第一候補にするのが良いと思います。
今回紹介させてもらったランタンは、LED・燃料系に分けていますがどれも1,000ルーメンを超えるもので評価の高い人気商品です。
やはり人気なだけあって性能が良いので、気になったものがあれば是非チェックしてもらえればと思います!
製品名 | 価格 | 明るさ(最大) | 給電方法 | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|
バッテリーガードLED1000 | 4,700円 | 1000ルーメン | アルカリ単1形乾電池X4本 | 約φ11.0cm×21.5(h)cm | 583g |
ジェントスエクスプローラーEX-1300D | 6,309円 | 1300ルーメン | 単1形電池×4本 | 約直径129×246mm | 約1.22kg(電池含む) |
LUMENAプラス | 17,315円 | 1800ルーメン | 充電式 | 146×96×28mm | 440g |
製品名 | 価格 | 明るさ(最大) | 給電方法 | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|
Coleman 2500ノースターLPガスランタン | 8,640円 | 約1,543lm(ルーメン) | ガス | 約φ14.5×26(h)cm | 約1.3kg |
Coleman パワーハウスツーマントルランタン | 25,080円 | 約3600ルーメン | ホワイトガソリン | 約φ18×35(h)cm | 約1.8kg |
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