
この記事では「【オイルランタン】おすすめ燃料紹介!灯油とパラフィンの比較あり!」について紹介していきます。
キャンプで使うランタンには色々な種類がありますが、オイルランタンは実際の火を見ることができるので、キャンプの雰囲気が一気に盛り上がります。
実際に僕も初めて買ったランタンは、フュアーハンドランタン276で今でも愛用しています。
ところで、オイルランタンの燃料は何を使われていますか?
オイルランタンで使える燃料は2種類。
- 灯油
- パラフィンオイル
燃焼時間や煤の出やすさ、臭いなどが違ってくるので、自分にあった燃料選びの参考になればと思います。

目次(クリックでジャンプ)
ざっくり理解しよう2種類のオイルランタン用の燃料

オイルランタンを買われた方で、候補になる燃料が2つあります。
- 灯油
- パラフィンオイル
それぞれ価格や特徴が違うので知っておきましょう。
ここでは、ざっくりと2種類のオイルについてご紹介していきます。

灯油について
灯油は、家庭用の石油ストーブにも使われている燃料。
ガソリンスタンドでも売られているので、使ったことがある人も多いと思います。
パラフィンオイルと比べて安価で、手に入りやすいのでコスパが良いのが特徴。
チェックポイント
コスパ重視の人向けの燃料
また、ホワイトガソリンと灯油を混同させて覚えてしまっている方がいますが、全くの別物です。
ガソリンなので、引火温度が低くオイルランタンに使うとかなり危険なので絶対に使わないようしましょう!
パラフィンオイルについて
ろうそくが常温でも液体のようになっている燃料がパラフィンオイル。
あまり聴き馴染みが無いと思いますが、灯油に比べて引火点が高く、揮発性も低いので安全性の高い特徴があります。
また、虫除け効果のあるものもありキャンプ向きです。
チェックポイント
安全性を求める人向けの燃料。
「オイルランタンの燃料」灯油とパラフィンオイルを比較!
オイルランタンのオイルを「灯油」と「パラフィンオイル」のどちらを選ぶか決めるときの比較ポイントは次の6つ。
オイル比較のポイント
- 燃焼時間
- 煤(スス)の出やすさ
- 扱いやすさ
- 安全性
- 臭い
- 値段
比較するポイントを表にまとめてみるとこんな感じ。
燃料の種類 | 灯油 | パラフィン |
燃焼時間 | 普通 | 良い |
煤の出やすさ | 普通 | 出にくい |
扱いやすさ | 専用ボトルが必要 | ペットボトルでも可 |
安全性 | 注意が必要 | 安全性が高い |
臭い | 石油の匂い | 臭いが少ない |
虫除け対策 | なし | 虫除けがあるオイルもある |
値段 | 安価 | 高め |

燃焼時間(燃費)の良さ
灯油とパラフィンオイルでは燃焼時間(燃費)が違ってきます。
2つの燃焼時間を調べてみると、パラフィンオイルの方が燃費は良いようです。
同じ量を入れてもパラフィンオイルの方が長続きするので、キャンプ中にわざわざ注ぎ足す必要も少なくなりますね。
煤(スス)の出やすさ
パラフィンオイルと灯油を比べると、灯油の方が煤(スス)が出やすい。
僕は、普段パラフィンオイルを使用していますが、ランタンを使っていて煤が出て汚れてしまった。という事は起きていません。
灯油だと、炎を強くすると黒い煙が出てたり、煤がホヤ(ガラスの所)に付きやすいようなので、掃除の手間が増えてしまいますね。
扱いやすさ
それぞれ扱いやすさ(持ち運びやすさ)が変わってきます。
パラフィンオイルは、ペットボトル容器に入って売られていることが多く、そのまま持ち運ぶことができます。
ですが、灯油はペットボトルなどの樹脂製の容器での持ち運びができず、アルミ製のフューエルボトルという専用の容器が必要です。
安全性
灯油やパラフィンオイルどちらも、安全には充分に注意して使う必要があります。
揮発性(気化のしやすさ)
- パラフィンオイル→非揮発性
- 灯油→揮発性あり
揮発性とは、燃料が常温での気化のしやすさになります。
パラフィンオイルは非揮発性ですが、灯油には揮発性があるので注意が必要。
引火点(火がつく温度)
- パラフィンオイル→95度以上
- 灯油→40度以上
灯油の方が引火点(火がつく温度)が低いです。
ガソリン(ー40度)やアルコール(11度)などに比べれば高いので、灯油も割と安全ですが、パラフィンオイルの方が引火点がかなり高いので安全に取り扱うことができます。
臭い
パラフィンオイルは臭いが少ないですが、灯油はやはり石油のような独特の匂いがします。
虫除け効果
パラフィンオイルには、虫除け効果がある商品があります。
ミントのような成分で虫除け効果があるので、特に夏場などの虫や蚊などが気になる時期には嬉しいポイント。
値段
値段は、灯油とパラフィンオイルではかなり差があります。
灯油などは価格が変動するので、そのときの状況によって異ってはきますが、ざっくりと10倍程度ちがいます。
- 灯油→ILあたり100円以下と安い
- パラフィンオイル→1Lあたり1000円以上と高価
【間違いなし!】オイルランタンのおすすめ燃料
ここまで、オイルランタン用燃料で「灯油」と「パラフィンオイル」の比較をしてみました。
煤(スス)や臭いがあったとしても、燃料は安いものが良い!他は我慢できる!
という方は「灯油系」の燃料にしましょう。
それに対して
値段が灯油より高くても、臭いがなく安全に使用ができ煤が出ない燃料がいい!
という方は「パラフィンオイル」の燃料がいいと思います
- 価格重視なら「灯油」
- 性能重視なら「パラフィンオイル」
それでは、灯油とパラフィンオイルそれぞれの、オススメ燃料を紹介していきます。

という燃料を超厳選して紹介するよ。
【価格重視の灯油】オススメ厳選紹介
価格が安く、ガソリンスタンドでも手に入る灯油。
そんな人向けの、おすすめ灯油燃料を紹介!
チェックポイント
コスパ重視の人向けの燃料
ガソリンスタンド
灯油燃料なら、ガソリンスタンドで灯油を購入されるのが1番安いです。
ただし、持ち運びするための専用の容器が必要になります。
先ほども紹介しましたが、フューエルボトルという容器を準備しましょう。
WHITE BEAR(ホワイトベア)白灯油A23
アウトドアショップなどで購入されるなら、ホワイトベアー製品がいいと思います。
燃料タンクに注ぎやすいように、蛇腹ノズルがついているので入れる時にも燃料がこぼれる事もないので使いやすいですよ。
【性能重視のパラフィン】オススメ厳選紹介
性能が良く、初心者でも取り扱いがしやすいパラフィンオイル。
そんな人向けの、おすすめパラフィン燃料を紹介!
チェックポイント
安全性を求める人向けの燃料。
STAR(スター)パラフィンオイル
臭いや煤(スス)も気にならない、初心者向けのパラフィンオイルです。
STAR(スター)パラフィンオイル 虫よけハーブ
パラフィンオイルでも、虫除け効果のあるハーブの成分を含んだオイルです。
燃焼中に、ハーブによって虫が寄ってこない効果があるので、夏場などの虫が多い時期に特に活躍します。
オイルランタンは燃料選びも大切!

この記事では「【オイルランタン】おすすめ燃料紹介!灯油とパラフィンの比較あり!」について紹介しました。
オイルランタン用の燃料には、灯油とパラフィンオイルの2種類あり「価格重視」か「性能重視」かで選ぶといいです。
燃料の種類 | 灯油 | パラフィン |
燃焼時間 | 普通 | 良い |
煤の出やすさ | 普通 | 出にくい |
扱いやすさ | 専用ボトルが必要 | ペットボトルでも可 |
安全性 | 注意が必要 | 安全性が高い |
臭い | 石油の匂い | 臭いが少ない |
虫除け対策 | なし | 虫除けがあるオイルもある |
値段 | 安価 | 高め |
この中でも、僕のおすすめはパラフィンオイルです。
灯油よりも値段は高いですが、そのぶん燃焼時間や虫除け効果などの性能が高いので、初心者が選ぶ燃料にはピッタリです。
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