キャンプで使うランタンには、いくつか種類がありますがオイルを燃やして実際の火が灯っているのを楽しむことができるのがオイルランタンです。
実際に僕も「フュアーハンドランタン276」というオイルランタンを愛用しています。
そこで今回、この記事では「オイルランタンの使い方」について紹介していきます。
と思われている方に参考になればと思います。
オイルランタンは初心者でも安全で扱いやすいですし、実際の火が灯るのでとても雰囲気が出るランタンです。
オイルランタンを購入した後、芯の調節をする「準備編」から、キャンプ場で火をつける「実践編」に分けて手順を紹介していきます。
キャンプ初心者の方でオイルランタンの取り扱いに不安があったりされた方も、この記事を読みながら動かしてみれば大丈夫だと思いますよ!
オイルランタンとは?
キャンプに持っていくランタンには、大きく分けて3つの種類があります。
- オイルランタン
- ガソリンランタン
- LEDランタン
その中でも、オイルランタンは灯油などのオイルを燃料にして火を灯すランタンのことを言います。
「ハリケーンランタン」とも呼ばれ、ハリケーンの夜でも安心して使うことができることから名付けられているそうです。
オイルランタンの使い方【準備編】芯の調節
それでは、早速オイルランタンの使い方を紹介していきます。
キャンプに持っていく前の【準備編】と、実際にキャンプでの【使用編】の2つに分けて紹介していきますよ!
まずは、ランタンを手に入れたばかりの人に見てもらいたい準備編です。
この写真は、僕が使っているフュアーハンドランタン276です。
基本的なオイルランタンの構造は変わらないので、これを使って紹介していきます!
オイルランタンの準備ですることは「芯の調節」です。
最初は芯が四角になっているので、それを台形のように尖らせることで炎の形が綺麗になります。
芯の調節(カット)の方法
- ホヤを開ける
- バーナーを取り外す
- 芯を外す
- 芯をカット
- 元に戻す
①ホヤを開ける
ホヤを開けるために、ランタンの上部にあるリングを上に引っ張るとホヤが外れます。
本体を持ちながら上げないと、外れにくいから注意してね!
そのまま、リングを上げながらホヤを横に倒します。
ホヤはガラス製なので落として割らないように気をつけましょう。
チェックポイント
ホヤは本体から引き抜くことができるので、掃除をしたい時などには外すことができます。
②バーナーの取り外し
ホヤを外した後は、芯がついているバーナーが出てきます。
このバーナーは、本体を押さえながら時計回りに回すと取り外せます。
③芯を外す
バーナーを外すと、芯が挟まっています。
掃除の時や芯の交換をする時には、ここから分解して芯を取り出します。
④芯のカット
オイルランタンの炎は、芯の形によって変わります。
新品の芯だと、切り口が斜めになっていることが多く、そのまま使用すると実際に使った時の炎の形も斜めになってしまいます。
なので、ハサミで芯をカットして形を調節しましょう。
火をつけるので、そこまで神経質になる必要はないので、芯の先端を写真のように丸くなるように切ります。
⑤元に戻す
芯を切ったら、先程までの手順の逆をして、ランタンを元に戻しましょう。
バーナーをランタンの本体に付けて、ホヤを気をつけながら元に戻していきます。
オイルランタンの使い方【使用編】火を灯す
それでは次に、ランタンをキャンプ場に持って行った時の使用編です。
キャンプ場では
- 燃料の補給
- 火をつける
- 火を消す
この3つができるようになっておけば大丈夫です。
燃料の補給
オイルランタンは、ランタンオイルや灯油などの燃料を入れることで使い始めることができます。
燃料キャップを回して外します。
外したキャンプは無くさないようにしましょう。
次は燃料オイルをこぼさないように入れていきます。
燃料は満タンにすると20時間くらい使用可能のようなので、僕はキャンプ場で半分くらいまで入れるようにしています。
入れ過ぎてしまうと使いきれないですし、持ち運ぶときに漏れてしまうことがあるからです。
また、オイルを入れ他あとは、芯にオイルが染み込むまで時間がかかります。
およそ30分以上待ってから、着火するようにしましょう。
チェックポイント
燃料を入れてすぐではなく、30分以上待ってから使い始めましょう
着火する
芯に燃料が染み込んだら、いよいよランタンに火を灯していきましょう!
ホヤ上下レバーを下に、タンク側に下げます。
割と力がいるので、本体をしっかりと支えながらゆっくりと押し下げていきましょう。
レバーを下げるとホヤが上がり、バーナーがむき出しになります。
芯の長さは、芯上下レバーを回すと動かすことができるので、火がつけれるように長さを調節しましょう。
バーナーの隙間から、ライターなどで着火します。
芯に火がついたら、ホヤ上下レバーを上げてホヤを元に戻し、芯の長さを調節しましょう。
火の消し方
オイルランタンの火を消す時には、火をつける時と同じようにホヤを上げて息を吹きかけて消します。
芯を下げて消したくなりますが、芯は動かさなくて大丈夫です。
オイルランタンの燃料えらび
オイルランタンを使う上で、気になるポイントは「燃料選び」。
燃料には灯油とパラフィンオイルの2種類あり、
- 灯油
- 価格が安いコスパ重視
- パラフィンオイル
- 初心者にも使いやすい性能重視
この2つの中でも、僕がオススメするのは性能が高く、初心者にも扱いやすい「パラフィンオイル」です。
揮発性が無く、引火点(火がつく温度)も高いので、初心者がキャンプで安全に使うことができるからです。
パラフィンオイルには、虫除け効果があるものもあるので夏場など虫が多い時期での使用にも最適。
オイルランタンの持ち運びはケースに入れよう
オイルランタンをキャンプへ持っていく時には、気をつけることが2つあります。
- 燃料漏れ
- 落下などの衝撃での破損
特に、オイルランタンはホヤの部分がガラス製なので衝撃には弱いです。
なので、そのまま持ち運ぶのではなく「収納ケース」などを準備しておいたほうがいいでしょう。
せっかくのランタンを壊してしまわないためにも必要ですよ。
オイルランタンの初心者でも使いやすい!
この記事では「オイルランタンの使い方」について紹介しました。
オイルランタンは初心者でも安全で扱いやすいですし、実際の火が灯るのでとても雰囲気が出るランタンです。
芯の調節をする「準備編」から、キャンプ場で火をつける「実践編」に分けて手順を紹介しましたが、ランタンの構造はとてもシンプルです。
お気に入りのランタンを持って、キャンプの夜も楽しんでくださいね!
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