デュオキャンプ(2人キャンプ)を始めるために1番悩むのが「テント選び」。
- テントってどうやって選ぶの?
- テントの種類は何があるの?
- デュオキャンプにおすすめのテントはなに?
と思われる方は多いのではないでしょうか?
そこで、今回は実際にデュオキャンプをしている私が
- キャンプ初心者向けに
- 難しい言葉を使わずに
デュオキャンプ向けのおすすめテントを紹介していきます。
「テントの選び方→種類別テントのおすすめ」の順に紹介していきますので、いきなりおすすめテントが知りたい方は目次からジャンプしてみてください。
デュオキャンプ用テントを選ぶ6つのポイント
デュオキャンプ用のテントを選ぶためにチェックしておきたい6つのポイントを紹介していきます。
- 定員人数が3〜4人のものを選ぼう
- テントの高さはチェックしておこう
- 対水圧が1,500mm以上のもを選ぼう
- 設営のしやすさは想像以上に大切
- デュオこそ予算設定をしっかり決めよう
- デザインが気にいるものを選ぼう
テントはキャンプギアの中でも高額なものなので、後悔のないように慎重に選んでいきましょう
1)使用人数が3〜4人のものを選ぶ
テントを選ぶときの大きなポイントとして「使用人数」のチェックがあります。
テントのスペック紹介に記載されていますが、デュオキャンプの場合は3〜4人用のテントを選ぶと快適に過ごすことができます。
それぞれの目安はこんな感じ。
- 2人用テント:寝るのにはちょうど良いサイズ。荷物は置けない
- 3〜4人用テント:ゆったりと使用できるサイズ。荷物も置ける
- 5人用テント以上:かなり余裕があるサイズ。設営が大変になる
好みもあると思いますが、初心者の方で「これからデュオキャンプ用のテントを選ぶよ!」という方は、使用人数(2人)より+1〜2人分のテントを選ぶのがおすすめです。
ただし、テントの大きさは設営難易度に直結するから、大きすぎるテントは注意しましょう!
2)テントの高さはチェックしておこう
キャンプ場に行くと、着替えをするときには基本的にテントの中で行います。
テントの高さが低いと、しゃがんだり座りながらの着替えになるので大変になってしまいます。
ふたりの身長を考えて、テントの高さは身長以上のものを基準として選んでおくとストレスなくテントで作業ができますよ。
3)対水圧が1,500mm以上
キャンプをしていると、晴れ予報でも急の雨に襲われることが出てきます。
そこで重要になってくるのが『耐水圧』の数値。
テントが耐えることができる水の力の値のこと。
数値が高いほど浸水しにくくなります。
目安として1,500mm以上を選ぶようにすると、たいていの雨には対応できます。
有名メーカーのテントなら、クリアしているから基本的には大丈夫です!
またテント本体に合わせて、グランドシートを準備しておくと雨や汚れに強くなるのでおすすめです。
グランドシートについてよく分からない方はこちらの記事をどうぞ▼
4)設営のしやすさは想像以上に大切
デュオキャンプの場合、2人でテントを立てることになるので、設営のしやすさはとても重要です。
テント設営に時間がかかり過ぎてしまうと、キャンプを楽しむ時間がどんどん減ってしまいます。
テントの設営難易度については
- テントの大きさ
- テントの種類
この2つでほとんど決まります。
テントの種類 | 設営のしやすさ | 快適度 | 軽さ | 収納サイズ |
---|---|---|---|---|
ドームテント | 基本的な構造 | 寝るスペースは十分 | 一般的 | 一般的 |
ワンポールテント | ポールが1つで簡単 | 狭く感じやすい | 軽量 | コンパクト |
ツールームテント | 2人以上での設営が基本 | 前室もあり広々 | かなり重量がある | 大きい |
テントの種類によって設営難易度が変わるので、そこも考えて選ぶようにしましょう!
テントの種類については、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
5)デュオこそ予算設定をしっかりと決めよう
テントの値段は幅広く、1万円を切るものから20万円を超えるものまで、たくさんの種類があります。
安すぎるものを選んでしまうと、すぐ壊れたりするので結局買い直すことになってしまうかも…
基本的に、値段が高い方がテントの質が高いのですが予算設定はしっかりとしておきましょう。
イスや寝袋など、デュオキャンプは2つずつ準備する必要があるので、テントだけで予算オーバーをしてしまわないように気をつけましょうね。
6)デザインが気にいるものを選ぼう
テントの選び方について機能面の話をしてきましたが、好みのデザインのテントを選ぶのはとても大切です。
個人的には、これが1番大切だと思っています!
キャンプは趣味の世界。
スペックや予算から選ぶのも大切ですが「このテントでキャンプに行きたい」と思えるテントを選ぶのはとても重要ですよ!
スペックや予算からテントを絞ったら、見た目が1番好きなものを選ぶのがおすすめです。
デュオキャンプ用のおすすめテント:ドームテント3選
テントの種類の中で標準的な性能をしており、使いやすいのがドームテント。
いくつかのポールでテントを支え、ドーム状の形になるテントのことです。
メリット | デメリット |
---|---|
シンプルで設営がしやすい 商品の種類がとても豊富 スタンダードで使いやすい性能 | タープが別で必要 背が低いものが多い |
テントの中では1番種類の多いタイプで、選択肢の多さもポイントです。
Coleman ツーリングドームLX
Coleman | ツーリングドームLX |
種類 | ドームテント |
設営サイズ | 210×180×110(h)cm |
重量 | 5.2kg |
収容人数 | 2~3人用 |
公式価格 | 18,200円 |
Colemanから発売されている「ツーリングドームLX」
ちょっとした前室がついており、突然の雨や日除けに使うことができます。
- 天井に広がりがあり圧迫感は少ない
- 前室があり雨や日除け使うことができる
- 高さが110cmと立って着替えなどはできない
ドームテントの中でもシンプルなデザインで、設営難易度も低いので初心者にもおすすめ。
Coleman BCクロスドーム
Coleman | BCクロスドーム |
種類 | ドームテント |
設営サイズ | 270×270×175(h)cm |
重量 | 10kg |
収容人数 | 4~5人用 |
公式価格 | 26,800円 |
Colemanから発売されている「BCクロスドーム」
先ほど紹介した「ツーリングドームLX」よりも大きなドームテントを探されている方におすすめのテントです。
- 天井に広がりがあり圧迫感は少ない
- 前室があり雨や日除け使うことができる
- 高さが175cmと立ったまま着替えができる
- サイズが大きいぶん設営が少し大変
定員人数が4~5人と広めのテントになっているので、ゆったりと寛ぐことができます。
ただし、2人で協力してテント設営が必要になりますので注意しておきましょう。
snow peak アメニティドームS
snow peak | アメニティドームS |
種類 | ドームテント |
設営サイズ | 355×230×120cm |
重量 | 5.0kg |
収容人数 | 3人用 |
公式価格 | 35,200円 |
snow peak(スノーピーク)から発売されている「アメニティドームS」
ドームテントでありながら、しっかりとした前室があるデザイン性の高いテントです。
- 天井に広がりがあり圧迫感は少ない
- 前室があり雨や日除け使うことができる
- 高さが120cmと立って着替えなどはできない
- ポールの本数が多めなので、設営に少し時間がかかる
骨組みに使うポールの本数が多いため、設営難易度は少し高め。2人で協力してテントを設営する必要があります。
また、今回紹介したのはSサイズですが、もっとゆったりと使いたい人はMサイズも候補になってきます。
サイズ | Sサイズ | Mサイズ |
設営サイズ | 355×230×120cm | 505×280×150cm |
重量 | 5.0kg | 8.0kg |
対応人数 | 3人 | 5人 |
公式価格 | 35,200円 | 46,200円 |
デュオキャンプ用おすすめドームテントの比較
今紹介した3つのドームテントを比較してみました。
イメージ | |||
商品名 | ツーリングドームLX | BCクロスドーム | アメニティドームS |
サイズ | 210×180×110(h)cm | 270×270×175(h)cm | 355×230×120cm |
重さ | 5.2kg | 10kg | 5.0kg |
金額 | 18,200円 | 26,800円 | 35,200円 |
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デュオキャンプ用おすすめテント:ワンポールテント3選
テントの種類の中で、設営のしやすさが特徴的なワンポールテント。
1本のポールでテントを支えており、三角柱の形になるテントのことです。
メリット | デメリット |
---|---|
設営がとても簡単 背が高く立ち上がれる ポール1本なので軽量 | タープが別で必要 居住空間がやや狭い |
設営自体もメインのポールを1つしか使わないので、設営が最も簡単になっており短時間でテント設営が完了します。
Coleman エクスカーションティピーⅡ
Coleman | エクスカーションティピーⅡ |
種類 | ワンポールテント |
設営サイズ | 325×230×200cm |
重量 | 6,2kg |
収容人数 | 3~4人用 |
公式価格 | 18,000円 |
Coleman(コールマン)から発売されている「エクスカーションティピーⅡ」
出入り口にちょっとした屋根がついているコットン風のワンポールテントです。
- 天井が200cmと高く立ち上がることができる
- 出入り口にちょっとした屋根があり荷物を置ける
- コットン風の生地で肌触りが良く高級感がある
- 壁が斜めなのでテント内の空間をやや狭く感じる
- タープは別で準備しておきたい
高さが200cmありテント内での着替えがしやすく、3〜4人用テントなのでデュオキャンプで余裕を持って使えるサイズ感です。
キャンプ場の芝生に合うグリーンカラーで、見た目もおしゃれなテントです。
LOGOS ナバホTepee300
LOGOS | ナバホTepee300 |
種類 | ワンポールテント |
設営サイズ | 300×250×180cm |
重量 | 4.1kg |
収容人数 | 2〜3人用 |
公式価格 | 27,000円 |
LOGOS(ロゴス)から発売されている「ナバホTepee」
ナバホ柄が目を引く可愛らしいワンポールテントです。
- 天井が180cmと高く立ち上がることができる
- ナバホ柄の可愛いデザイン
- 壁が斜めなのでテント内の空間をやや狭く感じる
- タープは別で準備しておきたい
フライシートのナバホ柄は見た目の人気がとても高く、女性からの支持も高いワンポールテント。
先ほど紹介した、「エクスカーションティピーⅡ」とは違い、前室というものが全くないのでタープを合わせて準備する必要があります。
また、ひとまわり大きい「ナバホTepee400」もあり、デュオでは広々と使えるサイズ感です。
サイズ | ナバホTepee300 | ナバホTepee400 |
設営サイズ | 300×250×180cm | 400×345×235cm |
重量 | 4.1kg | 5.8kg |
対応人数 | 2〜3人用 | 4人用 |
公式価格 | 27,000円 | 39,000円 |
ナバホTepeeは公式から紹介動画が出ていますので、気になる方はチェックしてみてください。
DOD ONE POLE TENT S
DOD | ONE POLE TENT S |
種類 | ワンポールテント |
設営サイズ | 320×270×170cm |
重量 | 3.1kg |
収容人数 | 3人用 |
公式価格 | 14,940円 |
DODから発売されている「ONE POLE TENT S」
メッシュ部分がとても広く、通気性に優れているワンポールテントです。
- 天井が170cmあり立ち上がることができる
- メッシュ部分が広く通気性に優れている
- 壁が斜めなのでテント内の空間をやや狭く感じる
- タープは別で準備しておきたい
夏場でも涼しく使えるように、インナーテントは通気性の良い全面メッシュ仕様になっているので風通し抜群。
10,000円台で購入ができるため、価格を抑えてテントを揃えたい方にもおすすめです。
デュオキャンプ用おすすめワンポールテントの比較
紹介した3つのワンポールテントを比較してみました。
イメージ | |||
商品名 | エクスカーションティピーⅡ | ナバホTepee300 | ONE POLE TENT S |
サイズ | 325×230×200cm | 300×250×180cm | 320×270×170cm |
重さ | 6,2kg | 4.1kg | 3.1kg |
金額 | 18,000円 | 27,000円 | 14,940円 |
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デュオキャンプ用ワンポールテントは、こちらの記事でさらに詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
デュオキャンプ用おすすめテント:ツールームテント3選
テントの種類の中で、室内空間の広さが特徴的なツールームテント。
前室と寝室がしっかりとあり、タープなどの準備が要らない大型のテントのことです。
メリット | デメリット |
---|---|
室内空間がとても広い 前室がありタープが要らない 虫除け・雨対策もできる 夜間のセキュリティも高い | パーツが多く重量がある 設営難易度が高い |
ポールやペグの数が多く、テント自体も大型のため設営難易度は高くなっています。
snow peak ヴォールト
snow peak | ヴォールト |
種類 | ツールームテント |
設営サイズ | 530×300×150cm |
重量 | 7.65kg |
収容人数 | 4人用 |
公式価格 | 33,000円 |
snow peak(スノーピーク)から発売されている「ヴォールト」
スノーピーク製のテントは高品質なので、そのぶん高価なイメージがありますが、エントリーモデルだけあって初心者にも手が届きやすい値段設定。
- 天井に広がりがあり圧迫感は少ない
- 前室があり雨や日除けに使うことができる
- 初心者でも手が届きやすい値段設定
- 高さが120cmと立って着替えなどはできない
- サイズ・部品が大きいぶん設営大変
高さが150cmと低めなので、屈んで作業・移動をする必要がありますが、前室はしっかりと確保できています。
公式価格で33,000円と、安めのツールームテントでそれなりのスペックを探されている方におすすめです。
snow peak エルフィールド
snow peak | エルフィールド |
種類 | ツールームテント |
設営サイズ | 600×380×210cm |
重量 | 15.5kg |
収容人数 | 4人用 |
公式価格 | 90,200円 |
snow peak(スノーピーク)から発売されている「エルフィールド」
先ほど紹介した「ヴォールト」がエントリーモデルなら、こちらは「ミドルクラス」になっており、価格は高くなりますが、快適さと品質の高さは抜群のテントです。
- 天井に広がりがあり圧迫感は少ない
- 前室があり雨や日除けに使うことができる
- 高さが210cmと立って着替えができる
- オールシーズンに対応できる
- サイズ・部品が大きいぶん設営大変
テント上部にはシールドルーフ(屋根)、前室にはスカートがついており、暑さ・雨・寒さ対策が施されているオールシーズンに対応したテントです。
自分達の空間を確保しつつ、広々と贅沢なキャンプがしたい方におすすめです。
DOD KAMABOKO TENT 3S
snow peak | KAMABOKO TENT 3S |
種類 | ツールームテント |
設営サイズ | 500×250×185cm |
重量 | 14.4kg |
収容人数 | 3人用 |
公式価格 | 53,900円 |
DODから発売されている「KAMABOKO TENT 3S」
日本ならではの気候やキャンプ場の大きさに合わせて設計されたオールシーズン対応の2ルーム型トンネルテントです。
- 天井に広がりがあり圧迫感は少ない
- 前室があり雨や日除けに使うことができる
- 高さが185cmと立って着替えができる
- オールシーズンに対応できる
- サイズ・部品が大きいぶん設営大変
ツールームテントの多くは、デュオキャンプでは広すぎることがあるのですが、こちらは3人用のテントなのでちょうど良いサイズ感。
また、お座敷スタイルにしたりプロジェクターをつけたりと幅広いオプションパーツがありカスタマイズ性も高いです。
こちらのテントは、DOD公式サイトからの購入になります。
デュオキャンプ用おすすめツールームテントの比較
紹介した3つのツールームテントを比較してみました。
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商品名 | ヴォールト | エルフィールド | KAMABOKO TENT 3S |
サイズ | 530×300×150cm | 600×380×210cm | 500×250×185cm |
重さ | 7.65kg | 15.5kg | 14.4kg |
金額 | 33,000円 | 90,200円 | 53,900円 |
テント | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ツールームテントは、設営難易度の高さは気になりますが、室内空間の広さは魅力的ですよね。
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デュオキャンプ用ツールームテントは、こちらの記事でさらに詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
デュオキャンプ用おすすめテントのまとめ
今回は、デュオキャンプ用おすすめテント9選を紹介しました。
テントは高い買い物になるので、対応人数や設営のしやすさはもちろんのこと、気に入るデザインのテントを選ぶのがベターです。
今回紹介したテントは、どれも人気が高く値段以上のクオリティーがあるテントです。
予算や大きさ・デザインなどを2人で話し合って、ぜひ皆さんのデュオキャンプスタートの参考にしていただければ幸いです。
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