この記事では、初心者向けのテントの選び方について紹介します。
テントにはいくつか種類があり、これからキャンプを始める方はテントを選ぶのに、どうやって選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
初心者でも超分かりやすく教えてほしい…
- テントの種類と特徴
- テント選びでチェックするべきこと
これらを紹介していきます。
チェックするべきポイントが分かるので、テント選びを失敗する確率がグンと減りますよ!
デュオキャンプにぴったりな2人用テントのおすすめは、こちらの記事で特集しています。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
初心者が学ぶテントの選び方:種類を知ろう
テントの種類は大きく分けて3つあります。
ドームテント | ワンポールテント | ツールームテント | |
---|---|---|---|
設営のしやすいさ | 基本的な構造 | ポールが1つだけで簡単 | 2人以上での設営が基本 |
快適度 | 寝るスペースは十分 | 狭く感じやすい | 前室もあり広々 |
軽さ | 一般的 | 軽量 | かなり重量がある |
収納サイズ | 一般的 | コンパクト | 大きい |
それぞれについて、特徴や使いやすさなどを紹介していきます。
一般的なテントを基準にして筆者がランク付けしてみました!
ドームテント
ドームテントは、平均的な性能をしており初心者〜ベテランまで使いやすいタイプ。
メリット | デメリット |
---|---|
シンプルな構造で設営しやすい サイズやグレードの幅が広い | タープが別で必要なことが多い テントの背が低い |
特徴
テントの中でも平均的な性能なので、使いやすいタイプです!
テントイメージ | |
設営のしやすさ | 基本的なつくり |
快適度 | 寝るスペースは十分 |
軽さ | 一般的 |
収納サイズ | 一般的 |
メリット | デメリット |
---|---|
シンプルな構造で設営しやすい サイズやグレードの幅が広い | タープが別で必要なことが多い テントの背が低い |
基本的には、ポールをクロスさせてバランスをとりテントを立ち上げます。
種類がとても多く、キャンプメーカー各社から、いろいろなサイズ・グレードのテントが発売されています。
低価格なエントリーモデルから、高性能なハイグレードモデルまであり選択肢の広さもポイントです。
代表商品
ドームテントの中でも、初心者向けに人気の高いのはColeman「ツーリングドーム」
ツールームテント
2ルームテントは、寝室とリビングが一体化しておりタープ不要な大型テント。
ロッジドームテント・オールインワンテントとも呼ばれています。
メリット | デメリット |
---|---|
タープ不要 虫除け・雨対策もできる 夜間のセキュリティも高い | 1人では設営が難しい 収納サイズが大きい |
特徴
2ルームテントは、「設営の大変さ・収納時も大きいサイズ」とデメリットもありますが、快適性は抜群なテントです。
テントイメージ | |
設営のしやすさ | 2人以上での設営が基本 |
快適度 | 前室もあり広々 |
軽さ | かなり重量がある |
収納サイズ | 大きい |
寝室部分と、前室部分がセットになっているのでタープを使わなくてもリビングスペースが確保できます。
壁面をメッシュにしたり閉じたりすることができるので、夏場は虫除け、冬場は寒さ対策としても活躍するタイプです。
大きさと設営面から、ソロキャンプには向いていませんが、デュオキャンプ(2人)以上なら大活躍するテントです。
代表商品
ツールームテントの中でも、筆者が使っているのはsnow peak「エルフィールド」
デュオキャンプをされている方は「デュオキャンプ(2人キャンプ )を快適に楽しめる2ルームテントおすすめ【5選】」も紹介しているのでおすすめです。
ワンポールテント
モノポールテントは、設営が簡単で円錐型の見た目が人気なテントです。
ティピーテントやモノポールテントとも呼ばれています。
メリット | デメリット |
---|---|
設営が超簡単 収納サイズもコンパクトで軽量 見た目がおしゃれで可愛いものが多い | タープが別で必要 壁が斜めなので居住スペースが狭い |
特徴
モノポールテントは、設営・撤収が簡単&短時間にできるので、初心者にも優しいテントになります。
テントイメージ | |
設営のしやすさ | ポールが1つで簡単 |
快適度 | 狭く感じやすい |
軽さ | 軽量 |
収納サイズ | コンパクト |
ポールの本数も1本と少なく、収納サイズもコンパクトで軽量です。
設営も撤収も簡単・短時間でできるので、設営のしやすさは抜群で初心者でも使いやすいテントです。
デザインも、おしゃれで可愛いものも多く女性人気も高いです。
代表商品
ワンポールテントの中でも、筆者が使っているのはColeman「エクスカーションティピーⅡ」
デュオキャンプにぴったりなワンポールテントは「【コスパ良し!】デュオキャンプ用おすすめワンポールテント厳選3選!選び方から完全解説」で特集しています。
【初心者用】テントの選び方6つのチェック項目
実際にテントを選ぶ際は、それぞれのタイプの特徴を踏まえながら次に解説する「テント選び6つのチェック項目」を確認してみましょう。
- 使用人数
- 予算
- 設営のしやすさ
- 重量・収納サイズ
- 素材・耐水圧
- 見た目
①使用人数
テントのスペックなどで記載されている「定員人数」は「最大何人で寝られるか」の目安です。
なので、テント内でゆっくりと過ごしたい人は、実際の利用人数に+1〜2人くらいの定員人数のテントを選ぶといいですよ。
2人でキャンプに行くなら、3〜4人用のテントだとゆっくり過ごせるよ!
また、テントの使用人数とともにテントによって高さが違うので確認しましょう。
テント内で着替えたり移動をするなら、立ち上がれるくらいの高さがほしいですね。
②設営のしやすさ
設営のしやすさはキャンプ初心者には特に大事なこと。
大きくて高さのあるテントは便利ですが、それに応じて設営には手間がかかりますし、1人では設営ができなくなってしまいます。
基本的には、「ワンポールテント→ドームテント→ツールームテント」の順に設営が大変になっていきます。
最初のうちは、設営のしやすいテント選びは大切です!
③予算
キャンプを始めるには、ある程度の金額はかかってきますので、どうしても予算の問題は発生しますね。
テントには、初心者の入門に向いている「エントリーモデル」から高品質な「ハイグレードモデル」まであります。
当然、品質がいいものほど値段は高くなってくるので、予算と品質のバランスを見ながら購入しましょう。
④重量・収納サイズ
キャンプ場への移動手段によっては、重量や収納サイズも重要なポイント。
特に徒歩やバイク移動の方なら、持ち運べるキャンプ道具の重さや大きさに限界がありますからね。
車移動の方でも、大きい道具ばかりだと入らなくなりやすいよ
⑤素材・耐水圧
テント本体の素材と耐水圧もチェックしましょう。
素材
テント本体の素材には、ポリエステル、ナイロンなどの化学繊維を使ったものや、コットン素材のものもあります。
ポリエステルやコットンを合わせた、ポリコットンなんてものもあるよ
素材によってメリットやデメリットがでてきます。
化学繊維 | コットン |
---|---|
カビや紫外線に強い テント内に湿気がこもりやすい | 丈夫で火の粉にも強い カビになりやすい |
耐水圧
テント本体を雨から守るフライシートの「耐水圧」はテントによって違います。
一般的に1,500㎜以上あると、雨が強い時でも雨漏りなどの心配が少なくなります。
いくら天気予報をチェックしていても、キャンプをしていると急な雨に襲われることは多々あるので、最低限の耐水圧があるテントを選んでおく必要がありますよ。
キャンプでの急な雨が降った時の対処法はこちらの記事でまとめているよ!
⑥見た目
機能面や値段の話をしてきましたが、1番大事なのは「見た目」です!
いくら自分のキャンプスタイルに合っていて高機能なテントを選んだとしても、見た目が気に入らなければ、絶対に買い替えたくなります。
逆に、見た目がどハマりしていれば、多少重たかったりしても我慢ができるものです。
楽しむためのキャンプなのだから、自分がこのテントでキャンプがしたい!と思えるテントを選ぶことほど大切なことがありませんよ。
かっこいい!おしゃれ!という気持ちが1番大事
キャンプ初心者のテント選びのまとめ
この記事では、テントの種類と特徴・選ぶときのチェックポイントを紹介しました。
キャンプ道具の主役と言えるテント。アウトドアで快適に寝るためにはテント選びはとても重要です。
キャンプ初心者に知っておいて欲しい、テントの種類は次の代表的な3つ。
ドームテント | ワンポールテント | ツールームテント | |
---|---|---|---|
設営のしやすいさ | 基本的な構造 | ポールが1つだけで簡単 | 2人以上での設営が基本 |
快適度 | 寝るスペースは十分 | 狭く感じやすい | 前室もあり広々 |
軽さ | 一般的 | 軽量 | かなり重量がある |
収納サイズ | 一般的 | コンパクト | 大きい |
また、テント選びのチェック項目を抑えておけば、失敗する確率はグンと減っていますので参考にしてみてください。
- 使用人数
- 予算
- 設営のしやすさ
- 重量・収納サイズ
- 素材・耐水圧
- 見た目
キャンプスタイル別に、おすすめテントを記事にしているので、あわせてお読みください。
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