灯油やパラフィンオイルを燃料にして明かりを灯すオイルランタン。
キャンプ初心者の方だと、その取り扱いに不安を感じている方は多いと思います。
- オイルランタンってテントの中で使っても大丈夫?
- 注意するべきことがあるなら知りたい
この記事を読むことで、初心者の方でもオイルランタンをテント内や室内の密閉空間で使用するときの危険・気をつけるべき事についてわかります。
結論から言うと、オイルランタンは火事・一酸化炭素中毒の危険があるとの使用は避けるのがキホン!
また、もしもテント内で使用する場合には、一酸化炭素チェッカーの準備は必ずしましょう。
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オイルランタンのおすすめはこちらの記事で紹介しています。
オイルランタンは室内でも使える?
オイルランタンは室内でも使えるのか?という点ですが
結論から言うと、オイルランタンを室内・テント内で使用するのは危険です。
室内の利用はできるが、使用はしない方がいい
なので、オイルランタンを使用するためには
- 室内利用が危険な理由
- 室内利用をするために気をつけること
この2つをしっかりと覚えておく必要があります。
これらを理解して気をつけることで安全に室内利用ができるようになりますよ。
オイルランタンをテント内などの密閉空間で使うには「危険」があるよ。
安全に使うためにもしっかりと勉強しておきましょう!
オイルランタンの室内利用が危険な理由
オイルランタンを室内やテント内で利用する場合の危険は2つあります。
- 火事の危険
- 一酸化炭素中毒
火事の危険
室内利用の危険な理由1つ目は「火事の危険」です。
単純に「火事の危険があるから注意しよう!」という話ですね。
オイルランタンは実際に火をつけるので、間違えて倒してしまった場合がとても危ないです。
テントは火に弱いので、穴が空いたり引火して燃えてしまう可能性があるので使用には注意が必要です。
一酸化炭素中毒
室内利用の危険な理由2つ目は「一酸化炭素中毒」
火から出る煙には一酸化炭素が含まれている場合が多く、特に不完全燃焼している時に発生します。
テントや室内など換気が不十分な状況で使用するとオイルランタンが正しい燃焼ができず、一酸化炭素中毒になる危険性が高まります。
空気中の一酸化炭素濃度が3〜4%になると「めまい・頭痛・吐き気・手足の痺れ」などの運動障害が起こり、7%を超えると意識を失って死に至ることもある。
どうしてもオイルランタンを室内で使うなら気をつけるポイント
ここでは「どうしてもオイルランタンを室内(テント内)で使いたい!」という方に
オイルランタンをテント内で使うために注意することについて書いていきます。
気をつけるべきコト
- 定期的な換気
- 長時間の使用は控える
- 転倒には十分注意しよう
- 一酸化炭素チェッカーは必需品
「オイルランタンの室内利用はしない方がいい」という前提で読み進めてもらえればと思います。
テント内で使うなら、安全には十分注意して利用してね。
定期的な換気
室内やテントなど密閉空間で使用する場合には、定期的な換気をするようにしましょう。
理想としては、常に外気が入ってくる状況が理想的。
テント内など密閉された状態で使い続けるのは1番やったらダメだよ。
長時間の使用は控える
安全のために長時間の使用は控えましょう。
長時間使っていると、オイルランタンが熱くなってきますし、一酸化炭素中毒の危険性も高まってきます。
灯りが必要な時などは、安全なLEDランタンなどに切り替えて、オイルランタンを長時間使わないようにしましょう。
転倒には十分注意しよう
オイルランタンの転倒には十分注意しましょう。
燃料も一緒に漏れて火災になる危険性があるためです。
不安定な地面に置いておくことはせずに、テーブルの上などの安定していて常に様子を確認できる場所に置いておくようにしましょう。
一酸化炭素チェッカーは必需品
テント内の密閉空間で、オイルランタンなどの火器類を使われるなら「一酸化炭素チェッカー」の準備を必ずしておきましょう。
価格は数千円〜数万円と幅はありますが、テント内でオイルランを使うなら安全のために必需品です。
万が一のための備えは絶対にしておきましょう!
テント内ならLEDランタンが1番おすすめ
オイルランタンの室内利用は火災・一酸化炭素中毒の危険性があります。
ここでは室内利用が可能なランタンについて紹介していきます。
テント内では、安全なLEDランタンを使うようにしましょう!
室内・テント内で使うランタンで1番のおすすめは「LEDランタン」
- 火を使わないので火災の危険がない
- 電気が燃料なので一酸化炭素中毒の心配もない
室内利用が可能なLEDランタンの中でも、1番のおすすめは「BAREBONES ビーコンライトLED」
発光部分が下を向いており、テント上部に引っ掛ければ全体を照らすことができる作りになっています。
また、充電式のため乾電池などの準備もいりません。
キャンプ中にバッテリーが切れてもポータブル電源などがあれば、充電ができるので連泊にも対応できますよ。
【まとめ】オイルランタンの室内利用はしない方が良い!
この記事では「オイルランタンの室内利用の危険性と気をつけるべきこと」について紹介しました。
オイルランタンは実際に燃料を燃やして火をつけるので、室内利用はしない方がいいです。
もし、室内で使うのであれば、次のことに十分注意して安全に使用するようにしましょう。
気をつけるべきコト
- 定期的な換気
- 長時間の使用は控える
- 転倒には十分注意しよう
- 一酸化炭素チェッカーは必需品
テント内で使うなら、LEDランタンを選ぶのが間違いありません。
- 火を使わないので火災の危険がない
- 電気が燃料なので一酸化炭素中毒の心配もない
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