何を選んだらいいんだろう?
こんな疑問を解決していくよ!
- キャンプ用シングルバーナー燃料の種類と特徴
- 燃料の選び方
- 燃料に迷ったらコレを選べ
炭や薪などでも調理はできますが、毎回火起こしをするのは大変ですし、料理によっては火加減が難しすぎることもありますよね。
そこで活躍するシングルバーナーですが、燃料も種類がありキャンプを始めたばかりの方には判断が難しい…。
そこで今回は「キャンプに使うシングルバーナーの燃料の種類・特徴」を紹介していきます!
特徴の紹介と一緒に「初心者が最初に選ぶバーナー燃料のおすすめ」も合わせて記事にしているので、ぜひ参考にしてみてね!
バーナー燃料の種類と特徴
キャンプ料理をするのに欠かせないバーナーですが、その燃料は主に3種類あります。
- CB缶
- OD缶
- ホワイトガソリン
CB缶
CB缶はCassette Bombe缶(カセットボンベ)の事で、いわゆる家庭用のカセットコンロで使うガス缶ですね。
他の燃料に比べて、身近にあるので1番使いやすいタイプになります。
ホームセンターやスーパーなど、どこでも手に入るのが大きなメリットですし、燃料としても値段が安いので初心者向け。
デメリットとしては、寒冷地だと寒さの影響で火力が落ちてしまう特徴があります。
○入手が1番簡単
○着火がしやすい
○使い慣れている
×寒冷地だと火力が落ちる
OD缶
OD缶はOutDoor缶(アウトドア)の事で、山岳やキャンプなどのアウトドア用に作られたガス缶ですね。
寒さや標高の高いところなどのアウトドアな環境でも問題なく使用できます。
そして、CB(カセットボンベ)缶と違い、サイズが豊富なのでキャンプスタイルに合わせて容量を選択することができますよ。
アウトドアショップなどで売られていますが、少し入手しずらく比較的割高というデメリットがあります。
○アウトドア用での使用に向いている
○着火がしやすい
○サイズ(容量)が豊富
×比較的割高
×入手経路が限られる
ホワイトガソリン
ホワイトガソリンは、アウトドアショップやホームセンターなどで売っている燃料です。
着火方法は少し難しく、燃料タンクをホンピングし、圧力をかける事でガソリンを気化(ガス化)させ着火させます。
安定した火力を得ることができ、火力面に関しては他の燃料よりも優秀ですが、最小1リットルの購入になるので、少量欲しい時には不便ですね。
それと、ガソリンの部類なので取り扱いに関しては他の燃料よりも注意が必要なので、取り扱いの負担は大きくなりますね。
○気温に関係なく安定した火力
○コストパフォーマンスが高い
×着火作業が難しい
×少量の購入ができない
×取り扱いの負担が大きい
バーナー燃料の選び方
バーナー用の燃料の種類と特徴を紹介しましたが、結局どの燃料を選ぶかは悩みどころ。
僕の思う燃料の選び方は次の3ポイント。
- 火力
- 使いやすさ
- 軽量性
①火力
燃料の選び方1つ目は「火力」。
やはり、キャンプ料理を作るのに火力は大切ですよね。
キャンプなどのアウトドアな場面では、その火力を邪魔してくる要素があります。
主に燃料選びに関係してくるのは、標高などの気圧・寒冷地での寒さですね。
CB缶・OD缶・ホワイトガソリンを火力面で評価すると、以下の通り。
種類 | 火力 |
CB缶 | △ |
OD缶 | ○ |
ホワイトガソリン | ◎ |
そもそも燃料としての火力もそうですし、気温や気圧面を考えてもホワイトガソリンは火力が欲しい場面では優秀です。
②使いやすさ
燃料の選び方2つ目は「使いやすさ」。
着火の簡単さもですが、燃料自体の取り扱いやすさも考える必要があります。
種類 | 使いやすさ |
CB缶 | ◎ |
OD缶 | ○ |
ホワイトガソリン | △ |
CB缶は使いやすさでいうと圧倒的ですね。
普段使い慣れていると思うので取り扱いも問題ないと思いますし、CB缶を使ったバーナーは着火も簡単です。
③軽量性
燃料の選び方3つ目は「軽量性」。
登山やソロなど極力重量を抑えたい場合などには軽量性がとても大切になります。
種類 | 軽量性 |
CB缶 | △ |
OD缶 | ◎ |
ホワイトガソリン | △ |
軽量面でいうと、OD缶が1番ですね。
OD缶は軽量・コンパクトですし、サイズを選べるので荷物をできるだけ減らしたい時にはOD缶が向いています。
初心者が最初に選ぶバーナー燃料のおすすめ
火力・使いやすさ・軽量性を考えて、あなたに合う燃料を選ぶのが1番です。
ですが、「それでも迷って決められない…」という方に、僕のオススメを紹介します。
「初めてシングルバーナーを買おうとしているキャンプ初心者」を前提として考えてみました。
僕のおすすめは、この選び方。
- キャンプ初心者全般→CB缶
- 登山などの荷物を減らしたい人→OD缶
まず、ホワイトガソリンはキャンプ初心者が初めて選ぶにはハードルが高いです。
なので、最初のバーナー燃料としてはオススメ出来ません。
CB缶はキャンプ初心者全般にオススメできる燃料です。
手に入りやすいですし、取り扱いも簡単。
とりあえず、最初のバーナー燃料を選ぶならCB缶で間違いないでしょう。
登山やソロキャンプで荷物を減らしたい人にはOD缶。
軽量かつコンパクト、サイズも豊富なので軽量性を求める方にはCB缶よりOB缶の方が向いてますね。
バーナー燃料の種類と特徴まとめ
キャンプ用バーナー燃料の種類と特徴を紹介していきました。
種類 | 火力 | 使いやすさ | 軽量性 |
CB缶 | △ | ◎ | △ |
OD缶 | ○ | ○ | ◎ |
ホワイトガソリン | ◎ | △ | △ |
種類や特徴を知ることで、キャンプ料理をより快適に楽しむことができますよ。
僕が初めてキャンプ用バーナーを買う方にオススメするのはこちら。
- キャンプ初心者全般→CB缶
- 登山などの荷物を減らしたい人→OD缶
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