ポータブル電源は、暑い時期にはサーキュレーターや扇風機、寒い時期には電気毛布などキャンプに持っていくと大活躍間違いなしのアイテム。
ただ、自分にぴったりのポータブル電源選びに悩まれている方は多いと思います。
筆者はデュオキャンプがメインなので
1〜2人での使用にぴったりのモデルを探していました。
そんな方に知っていただきたいのが、Jackery(ジャクリ)ポータブル電源400です。
スマホやサーキュレーター、電気毛布など200Wまでの電子機器の充電ができ、電源サイトを予約しなくても快適なキャンプができるポータブル電源。
1〜2人でのキャンプをされている方なら、容量的にもちょうど良く持ち運びしやすいサイズになっています。
そこで本記事はJackery(ジャクリ)ポータブル電源400について紹介していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
ソロ・デュオキャンプにちょうど良い容量 キャンプに持ち運びやすいサイズ感 AC電源を使いノートPCなどの充電ができる パススルーに対応し、充電しながら使える わかりやすい電子パネル | 消費電力の高い電子機器(200W以上)は使えない 出力の口数は少なくUSB-Cがない ファミリーや防災用だともっと上のモデルを選ぶべき |
Jackery ポータブル電源400の基本性能
Jackeryポータブル電源400の基本性能やデザイン、サイズ感などを紹介していきます。
スペック
Jackery ポータブル電源400は、112,200mAh/400Whの大容量ポータブル電源です。
製品名 | ポータブル電源 400 |
タイプ | リチウムイオン電池 |
容量 | 403Wh |
定格出力 | 200W |
DC入力 | 19V/3.42A(12-30V対応) |
AC出力 | 100V/2A 60Hz |
DC出力 | 12V/10A(最大120W) |
USB出力 | 5V/2.4A ×2 |
充電温度 | 0℃~40℃ |
動作温度 | -10℃~40℃ |
保管温度 | -10~40℃ |
サイズ | 230×153.2×167.3mm |
重量 | 4.1kg |
価格(公式) | 49,300円 |
難しい用語もあるとおもいますが、要点をまとめると次の通り。
- バッテリー容量は約400wh
- 持ち運びがしやすいサイズと重量
- 200wまでの電子機器が使える
- 価格は49,300円
Jackeryとは
Jackery(ジャクリ)は、2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
有名メーカーで長く愛されているからこその信頼感があります。
バッテリー容量
Jackeryポータブル電源400のバッテリー容量は400Wh。
製品 | 消費電力 | 利用時間/回数 |
スマホ | 18W Max | 約22回 |
パソコン | 30W | 約5回 |
ライト | 5W | 約35時間 |
液晶テレビ | 60W | 約6時間 |
車載冷蔵庫 | 60W | 約28時間 |
電気毛布 | 55W | 約6時間 |
キャンプで使うモノとして電気毛布が消費電力が大きいですが、約6時間使用が可能。
キャンプで1〜2日間の使用がちょうど良いバッテリー容量になっています。
入力性能
入力は、ACコンセント(家庭用コンセント)からの充電と、シガーソケットによる車での充電、ソーラーパネルからの充電といろいろな方法で本体へ充電することが可能。
なお、ソーラーパネルについては別売りになっており、詳しい解説は後半の「一緒に揃えたいアイテム」でしています。
入力情報 | 充電時間 |
---|---|
ACコンセント | 約7.5時間 |
DCシガーソケット | 約10時間 |
ソーラーパネル(別売) | 約8.5時間 |
フル充電にするには時間がかかるので、キャンプ前夜に余裕を持って充電をしておきたいですね。
出力情報
出力は、ノートパソコンなどの家庭用コンセントが必要なAC出力を搭載。
USB出力を2口搭載しており、スマホなどを2台まで同時に充電することができます。
出力情報 | 口数 |
---|---|
ACコンセント(100V/2A 60Hz) | 1口 |
DCシガーソケット(12V/10A 最大120W) | 1口 |
USB(5V/2.4A) | 2口 |
モバイルバッテリーとの差になりますが、AC電源が使えるのでノートPCなどの充電をすることができ、家庭用コンセントと同じように使うことができます。
サイズ・重量
サイズは高さ16.7×横23.0cmと、同性能のポータブル電源と比べてもコンパクト。
重量は4.1kgと、比較的軽量なためキャンプなどに持ち運びやすくなっています。
デザイン
黒をベースにして要所にメーカーカラーのオレンジが配色されています。
Jackeryのポータブル電源といえば、この配色ですよね
左右の側面には、排熱用の通気口ができています。
質感も安っぽくない肌触りで、少しザラザラとしています。
ハンドルもゴムが裏に貼ってあり持ちやすいですし、底面は滑りにくいように突起がついているので持ち運びやアウトドアでの使用にも向いていますね。
付属品
付属品は「本体・ACアダプタ・車載用シガーソケット・取扱説明書」がついています。
シガーソケットは充電用で、万が一充電を忘れた時などに運転中でもバッテリー充電ができます。
あまり使用機会はないと思いますが、万が一の備えとしてありがたいです。
Jackery ポータブル電源400レビュー
Jackeryポータブル電源400の特徴を紹介していきます。
- キャンプ持っていきやすいサイズ感
- 少人数でのキャンプにちょうど良いバッテリー容量
- 使用時の音は気にならない
- わかりやすい電子パネル
- 消費電力の高い電気製品は使えない
- 出力部分は少なめ(USB-Cがない)
- 待機電源でもバッテリーを消費する
キャンプに持っていきやすいサイズ感
Jackery ポータブル電源400はキャンプに持っていきやすく、特に1〜2日程度のキャンプにはぴったりの容量になっています。
サイズが16.7×23.0cm、重量は4.1kgとコンパクトなため車に乗せていくのにも場所を取りません。
また、ハンドルが畳めるので積載時にも邪魔にならない仕様になっています。
ポータブル電源は容量が大きい方が、使える家電や回数が増えて便利なのですが、その分重たく大きくなってしまいます。
その点、ポータブル電源400のサイズ感はとてもちょうど良いですね。
キャンプに持っていきたい筆者にとって、最適なサイズ感でした。
少人数でのキャンプにちょうど良いバッテリー容量
ソロやデュオキャンプなどの少人数での使用にちょうど良いバッテリー容量になっており、1泊程度なら問題なく使用ができます。
筆者はキャンプ時には、スマホやカメラを使って写真を撮っているので、これらの充電がメインになっていますが、残量不足になったことはありません。
ファミリーキャンプをされる方だと、もっと大きいモデルが良いと思いますが、ソロやデュオキャンプなら容量を気にせず使い続けられるほどのバッテリー容量がありますよ。
使用時の音は気にならない
ポータブル電源を使っていますが、ファンの音などは全く気になりませんでした。
ボタン操作をしても電子音が鳴らないので、キャンプの夜に使う時にも他のキャンパーさんに気を使わなくて良いのはとてもありがたいポイント。
わかりやすい電子パネル
Jackery ポータブル電源400は、使用状況が分かり易い電子パネルになっています。
- 残りのバッテリー残量
- 充電W
- 使用W
これらが、それぞれ分かるようになっいます。
特に、使用Wが表示されるので200Wの電力上限を超えないようにするための状況確認にとても役立ちますよ。
いろいろな、機器を充電している時には
どれくらい使用しているのか分かるので便利ですよ!
消費電力の高い電気製品は使えない
ポータブル電源400の最大の弱点になるのですが、消費電力の高い電気製品は使うことができません。
具体的に言うと、消費電力が200Wを超える製品です。
公式のスペック紹介には最大400Wとなっていますが、これは瞬間最大出力のことで、瞬間的に200Wを超えても使用ができるというだけです。
基本的には、定額出力の200Wまでが使用可能となっています。
使用ができない電気製品の例はこちら。
製品名 | 消費電力 |
---|---|
ドライヤー | 600W |
電子ケトル | 1300W |
電気ケトルやドライヤーなどは使えないので注意しておきましょう。
出力部分は少なめ(USB-Cがない)
コンパクトが故に、出力部分は少なめになっています。
- USB出力→2口
- ACコンセント→1口
- シガーソケット→1口
2人でキャンプに行くことが多い筆者だと、同時接続数に不満を感じることは今のところありません。
また、USBーCはありませんのでご注意ください。
待機電源でもバッテリーを消費する
Jackeryポータブル電源400は待機電源状態でもバッテリーを消費します。
電気製品を使っていなくても、そのままだとバッテリーを消費していくので、それぞれのスイッチを押して切るのが対処法になります。
この一手間が少しめんどくさいなと感じました。
Jackery ポータブル電源400をおすすめできる人
Jackeryポータブル電源400をおすすめできる方はこちら。
- 1〜2日程度のキャンプをされる方
- ソロやデュオキャンプをされる方
- キャンプや車中泊でスマホやパソコンを充電したい
- LEDランタンやサーキュレーター、電気毛布が使いたい
- 防災用ではなくキャンプ用のポータブル電源が欲しい
持ち運びがしやすく、ソロ〜デュオキャンプをされる方にピッタリなバッテリー容量。
ドライヤーや電気ケトルなどの消費電力が高いものは使えませんが、スマホやパソコン電気毛布などは問題なく使用ができます。
ただし、防災用として探されている方ですと、持ち運びのしやすさよりもバッテリー容量や出力の大きさを重視すると思いますので、おすすめできません。
防災用としてではなく、キャンプ用として割り切れる人におすすめです。
Jackeryの別サイズについては
この後の「Jackery ポータブル電源240・400・708・1000との比較」で紹介しているよ!
Jackery ポータブル電源240・400・708・1000との比較
Jackeryのポータブル電源には240〜2000までの全6種類のバリエーションがあります。
同じ容量でもPROバージョンがあるから、製品数はもう少し多いよ
1500以上のモデルは別格の大きさ、容量になっており400を検討されている方にとっては、大きすぎると思いますので1000までの4種類の比較をしていきます。
それぞれの特徴を比較すると次の通りです。
製品名 | 240モデル | 400モデル | 708モデル | 1000モデル |
容量 | 240Wh | 400Wh | 708Wh | 1002Wh |
重量 | 3.1kg | 4.1kg | 6.8kg | 10.6kg |
出力 | AC出力 1口 DC出力 1口 USB出力 2口 | AC出力 1口 DC出力 1口 USB出力 2口 | AC出力 2口 DC出力 1口 USB出力 3口 | AC出力 3口 DC出力 1口 USB出力 4口 |
定額出力 | 200W | 200W | 500W | 1000W |
公式価格 | ¥21,800 | ¥49,300 | ¥84,500 | ¥139,800 |
ポータブル電源240
ポータブル電源240は、Jackeryの中でも1番小さい容量でエントリーモデル。
イメージとしてモバイルバッテリーのパワーアップ版。
ポータブル電源400
今回紹介しているポータブル電源400は、持ち運びの便利さと容量のバランスが取れているモデル。
ソロ・デュオキャンプで1泊程度の使用を考えている人に向いています。
ポータブル電源708
ポータブル電源708は、さらに容量が大きくなったモデルで、ファミリーキャンプをされていて同時に充電したい電子機器が多い方にはおすすめ。
定額出力も500Wと400モデルよりは大きくなっていますが、ドライヤーなどは使うことができません。
ポータブル電源1000
ポータブル電源1000は、 1000Wまでの電子機器を使うことができ、消費電力の高いドライヤーなど使用ができます。
ただ、サイズ・重量・価格ともに400モデルと比べても別格になっていますので注意が必要です。
Jackery ポータブル電源400の最安値は?価格・セール情報
Jackeryポータブル電源400を最安値で購入する方法やセール情報を紹介していきます。
現在、お得にポータブル電源400をゲットする1番の方法は、公式サイトで購入されるのが1番おすすめです。
- 最大25%OFFのキャンペーンをしている
- メルマガ登録で1,000円OFFクーポンが常にもらえる
- 保証期間が無料で1年延び3年の長期保証になる
- まとめ買いでさらにお得になる
Amazonや楽天で特別なセールを行っている場合は、そちらの方が安い場合もありますが、基本的には公式サイトからの購入がおすすめです。
Jackery ポータブル電源400と一緒に揃えたいアイテム
Jackeryポータブル電源400と一緒に揃えたいアイテムを紹介していきます。
専用ケース
持ち運ぶ時の専用ケース。
キャンプなどで外へ持ち運ぶことを考えると、ポータブル電源の本体や他の道具を傷つけないためにも優先度の高いアイテムです。
ソーラーチャージャー
電気代の節約にもなるソーラーチャージャー。
晴れの日などに太陽光からの充電ができるので、予想外の連泊に対応できますし普段の電気代の節約にも使えるアイテムです。
ただ、価格的にも安くは無いので悩まれている方は、無理に一緒に買う必要はないかと思います。
Jackery ポータブル電源400のレビューまとめ
本記事は「Jackery (ジャクリ)ポータブル電源400レビュー!キャンプに持っていきやすいコンパクト&大容量ポータブル電源」について書きました。
人気メーカーから発売されているだけあり、バッテリー容量やつくりの良さなど大満足なポータブル電源でした。
200Wまでの電子機器という制限はありますが、ソロやデュオキャンプをされる方にはちょうど良いバッテリー容量です。
メリット | デメリット |
---|---|
ソロ・デュオキャンプにちょうど良い容量 キャンプに持ち運びやすいサイズ感 AC電源を使いノートPCなどの充電ができる パススルーに対応し、充電しながら使える わかりやすい電子パネル | 消費電力の高い電子機器(200W以上)は使えない 出力の口数は少なくUSB-Cがない ファミリーや防災用だともっと上のモデルを選ぶべき |
他にもサイズ展開がありますので、ファミリーキャンプ用や防災用が欲しい方は、こちらからチェックしてみてください。
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